Wednesday, October 14, 2015

atlanta

16年のうちのショーの歴史で、アトランタで公演をするのはなんと始めて。
なんでこの南部の大きな街をいつもいつもスキップしていたのかは分かりませんが、ついにやって来ました。
アトランタと言えば、オリンピックや南北戦争、”風と共に去りぬ”などが有名ですが、やはり世界的に一番有名なのはこの”コカ・コーラ”でしょう。
 そのコカ・コーラの世界を探検できるのがこの”World of Coca Cola"です。
19世紀の末には自然治療や万能薬などというものが流行っていたそうなのですが、そんな自然療法家の一人がこのジョン・ペンバートンさん。
南北戦争で負傷した彼はモルヒネ中毒になっていて、それを治すためにコカインを使った薬用酒の開発を思いついたそうです。 そして1885年からワインとコカイン、コーラのエキスを混ぜたものを販売し始めます。 その後、この”フレンチ・ワイン・コカ”は人気を博すものの、逆にコカイン中毒になる人も現れ、禁酒運動の流れもあって、成分を代えたものを売り始めたそうです。
ペンバートンはビジネスとして成功した後、さっさとこの権利を$1で売却、その後1888年にコカ・コーラの権利はアトランタ市長の手に落ち、コカ・コーラ・カンパニーが興ったそうです。
1903年にはアメリカでのコカインの取り扱いが禁止になり、その成分は取り除かれたようです。
コカ・コーラといえばその広告も有名ですが、さすがはアトランタ、クラーク・ゲーブルの等身大の看板も展示してありました。
 ポーラベアくん。

昔の様子。 原液と炭酸水を混ぜて販売していました。

古い日本の看板も。
コカ・コーラはオリンピックの大きなスポンサーにもなっていますが、各オリンピックのトーチも展示してあって、本物のアトランタ・オリンピックのトーチは触ることも出来ます。
長野オリンピックのトーチもありましたが、トーチを持って走ったのも昨日のことのようです。
 コーラをモチーフにしたアートの数々。


 ここには世界中のコカ・コーラの製品を試飲できる部屋があります。

 これはアフリカ大陸。 普段あまりコカ・コーラ製品は好んで飲みませんが、チョットづつ全部試してみました。
 南米のガラナはその中でも好きな飲み物。 ブラジルにいるときはよく飲んでます。

 このビルがコカ・コーラの本社。
チョット時間があったので立ち寄った、アトランタの金持ちエリアBuckhead。
仲のよかったスケーターの一人ライアンが、ショービジネスを辞めて、アトランタ郊外に引っ越していたので、一晩彼のアパートへ遊びに行ってきました。 ワインを飲みながら昔の写真を眺めていたときに、あまりにも状況が似ていたので、同じ格好で撮ってみました。 散髪に行ったばかりなので髪は短いものの、それ以外はあまり変わりが無いかもね。。。
ショーの会場の隣は、世界一の報道ステーション、CNNの本部。
ショーの合間に時間があったのでちょっと見学に行ってみました。
世界一長いエレベーターで上部に上がってから見学スタート。
とは言っても・・・ よくテレビ局にお邪魔している自分には特に目新しいことは無く・・・ ちょっとツアーの代金が高すぎる気がしました。 しかしまぁ・・・世界中のニュースが集まってきている様子はよく分かりました。
という事でアトランタでした。

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