Saturday, May 31, 2014

short vacation

ツアーも無事に終了することが出来て、やっと一人きりになったらいざNYへ。
10日間アメリカ滞在を延長してミニ・ヴァケーションです。 幸い全ての行程のフライトもホテルもレンタカーもクレジットカードのポイントを使って予約できたので、かかった費用は雑費のみ。 助かりました!
今回のNY滞在の最大の目的は、歯の治療を終わらせること。
先日来た時に歯の型を取っておいたので、今回は全てきれいな歯が入って、噛み合わせの修正をやって終わり。 3年の歳月と多額の資金を費やした大工事も無事に終了しました。
今回はミュージカルを観に行くわけでもダンスレッスンに行くでもなく、のんびりとあちこちプラプラしつつ数日を過ごしました。

最後の木曜日。 この日は先日シーズン開けした、数年振りになるアメリカン・バレエ・シアターの公演を観に行って来ました。 すでに著名なスターたちの去ったこのカンパニーですが、新しい顔ぶれでどのように変化したのかが楽しみでした。
オペラの前の軽食に時々立ち寄ることもあるのですが、リンカーンセンターすぐ近くにある"Cafe Boulud"。 ミシュランの星にいくつも輝くDaniel Bouludの経営するレストランの一つで、そのすぐ隣には”立ち食いカフェ”があって、気軽に軽食とコーヒーやワインが楽しみます。 本格的な味を手軽に味わえる、しかも一人でも気兼ねのないカフェ。

今回はチケットをギリギリで用意したのですが、いつものオペラの時と違いオーケストラ席へ! しかも席は前から4列目のど真ん中!! 神様、シーズンを頑張って滑ったご褒美に用意してくれたのかな?
今回の演目はバラエティーで、"Classic Spectacular"。
はじめの演目はダニール・シムキンによる"Theme and Variations"。
これはチャイコフスキーの作品にバランシンが振付けたもので、1947年の作品。
ダニール・シムキンは以前から話題で気になっていたのですが、舞台を見るのは今回が初めて。 高難度な技も織り込むと、数日前からFacebookでもビデオを載せて張り切っていた彼ですが、技はともかく、ちょっと小さくて細すぎて、 童顔過ぎてティーンネイジャー感が出過ぎ・・・。 パドドゥではどう見てもお姉さんと弟・・・。 頑張って大人な雰囲気を気を出そうとしているのは分かるものの、やはり子供っぽ過ぎかなぁ。 最後の最後に女の子をショルダー・リフトしてポーズを取ったら、彼の顔が完全にチュチュに隠れてしまい、お客さんも”あららららら。。。”の声。
完全にお客さんは彼の愛くるしさに全てを許したような雰囲気で、カーテン・コールの際も“よく頑張ったねぇ。。”と子どもを見守る親の気分。
彼にはもうちょっと子供ぽい役やニンフの様な役の方がいいような。。。

次は"Duo Concertant"という、これもバランシンがストラヴィンスキーの曲に振りを付けた1972年の作品。
随分とコンテンポラリーで、James Whitesideのブロンズ像の様な身体の力強く繊細な動きと、Paloma Herreraの柔らかさと俊敏さがマッチして、緊張と緩和のバランスのとれた、秀逸な作品でした。
さて、後半はと言うといっぺんに華やかになったパリが舞台のオッフェンバッハ"Gaite Parisienne"(パリの喜び)です。 1938年の作品で、 各地で公演される楽しい演目。 曲もフレンチカンカンで有名ですね。

1941年の映像。 振付もそのままなのですが、広い舞台で繰り広げられる鮮やかで華麗な踊りにウキウキなってしまいました。 美しい手袋売りを挟んで、道化なペルー人役と男爵のコントラストが面白く、大変に素敵な舞台です。
うーん。4列目は近い!  幸せな時間でした。

金曜日、一路フロリダのタンパへひとっ飛び。
いやぁ・・・何年ぶりのKayさん宅訪問か・・・。 自分のツアー1年目、ツアーの最中に産声を上げたヨシくんも来年には高校生。 優しい性格そのままにリーダーシップも取れるしっかりさんに成長してて、弟のルカさんも野球一筋!いやはや、時間の流れの速さには改めて驚いてしまいます。
自分達は全く歳を重ねていないのに・・・ ねぇKayさん?!?!
夜にはいつも話は聞きつつも未だにお会いしていなかった、有名なサーカスのアクターBelloさんのお母さん。 ちゃきちゃきの江戸っ子気質なイタリアン・ママ。
昔のRinglingのサーカス時代の話や、イタリアのオペラの話をノンストップで語ってくれて、楽しいディナーになりました。
次の日は忙しいキッズを送りだしたら、Kayさんも衣装を担当するサラソタのオペラ劇場を見に行って、そのまま朝食。 真夏な太陽がジリジリと痛い・・・。
今まで一度も訪れていなかったRingling Brothersの博物館へ。
今はディズニー・オン・アイスと同じくフェルド・エンターテイメントが吸収していますが、もともとはアメリカの伝統のあるサーカス。
1907年にリングリング兄弟がそれまであったバーナム・アンド・ベイリーのサーカスを買収、1919年に併合して生まれた”地上最大のサーカス”でした。
移動用の電車90輌、従業員1540人、馬450頭、象40頭、フットボール場2つ分のテントという規模だったそうです。
そんなリングリングのジョン・リングリングの愛した地がここサラソタ。
広大な敷地の湾に面した場所に、奥さんが設計に随分と労を費やして完成した豪華な屋敷が建っています。
残念ながら奥さんは建物の完成の3年後に他界。 そして世界恐慌。 ジョンの晩年は波乱続きで、一度は世界一の資産家にまで成長した彼も、1936年にニューヨークで亡くなった際には$311しか銀行口座に残っていなかったそうです。

同じ敷地内に併設された博物館。 当時の様子を詳しく知ることが出来ます。
Kayさん曰く、今はフェルドに吸収されていると言うこともあって、その歴史を紹介するVTRに以前は自分のスケートを滑る姿も映っていたそうです。

移動をしていた車両。
まるでオリエンタル・エクスプレスですね。

このフロートには楽団が乗って街を練り歩いていたそうです。 サーカスが来た際は地域を挙げての大イベントだったんですね。


同じく同じ敷地内にある、彼の美術コレクションを展示した美術館。
なかなか秀逸な作品が並んでいるようだったのですが、時間がなかったので駆け足で通り抜けました。 また時間があったらゆっくりと訪れてみたいです。
さて、日曜には1.5時間南下してフォート・マイヤースまで友達に会いに。
ビーチ・サイドでのんびり食事したり、楽しい時間が過ごせました。
以前同じショーで働いていた彼、二日間お世話になりました!
帰り熱烈なリクエストによりタンパに戻る途中Kayさんに会って、そこからアトランタへ舞い戻ったら運転して最後の公演先だったDuluthへ。 短いヴァケーションの終了です。
Kayさん。 大変大変お世話になりました。 みんなにも会えてとっても楽しい時間が過ごせました!! また会いに行くね!
次の日シカゴを経由して湿気大国日本に帰国。

Monday, May 19, 2014

done...

いやぁ。。。やっと長かったツアーも終わりを迎えました。
ここ最近のブログが更新されていませんが、何だか疲労困憊で、アップデートする余裕もありませんでした・・・。 あしからず。
ラスベガスを発った後はテキサスのメキシコ湾沿いの町コープス・クリスティという場所にいて、休みの日にはそこからNYまで歯医者へ。 距離的には東京ー香港間と同じ距離なのですが、それを日帰り。 が、帰りに乗り換え地のダラスで天候が悪化・・・。 随分と旋回した後に燃料が切れてしまって、結局アーカンソー州のリトルロックに着陸。 燃料を補給してダラスに降り立った時には空港は大混乱。 広い空港内を何度もターミナルを移動しながら公演先まで帰るフライトを探したのですが、結局どれも飛ばずショーには戻れないこと確定。 結局ダラスに一泊して、次の日のショーギリギリに戻ることが出来ました。
そして今週はアトランタまで飛んで来て、そこから1時間ほど先のDuluthで最後の公演。 ここ8日のうち5日間は飛行機に乗っていました・・・。
終わりの見えた今週も何だか長く感じて、やっと今日無事に終了することが出来ました。
今年は家に帰る様な怪我人が続出して、なかなか大変なシーズンになりましたが、なんとか自分は大きな怪我をすることも無く、奇跡の様な生き残りゲームを勝ち抜くことが出来ました。 感謝の一言です。
6週間は日本で過ごして、7月に入ったら南アフリカのヨハネスブルグとケープタウンでの公演に入ります。 とりあえず日本に帰ったらゆっくりさせて頂きたいです・・・。
明日から数日間NYに行って歯医者の仕上げ!! その後フロリダに友達に会いに行ったら29日には帰国します。
今シーズンも沢山のサポートをありがとうございました!!

Friday, May 2, 2014

viva las vegas

さて、再びラス・べガスへやって来ました! ツアーも残り3週間、スケジュールも軽くなって来たので、3日もある休みはタダのヴァケーション気分。
MGMのMlifeのやっている"My Vegas"というアプリがあるのですが、毎日無料コインがもらえてスロットを楽しめるのですが、そこで集めたコインは実際にラス・ベガスで利用することが出来て、ショーやビュッフェ、アトラクションなど無料で利用することが出来ます。
自分もすでに3ヶ月くらい遊んでいたのですが、随分とコインも貯まったので、Cirque du Soleilの"Zarkana"と"Zumanity"、ホテルAriaでのランチ・ビュッフェに換金しました。
と言うことで、月曜には実際に払うと$25するビュッフェが無料で! カニやサーモンなどのシーフード、中華に肉に、何でも食べ放題!! デザートも飲み物も・・・もうお腹いっぱい・・・。 こんなにお腹いっぱいになるまで食べたのも久し振り・・・。 こういう時に、せっかくタダなんだからお腹いっぱいにしなきゃと言う貧乏性が出るんでしょうね。。。 サービスも良かったし、◎!!
 
"Zarkana"。 席は前から4列目!これも無料!! 普通に払ったら税抜き$130もするのに、こんなのもらってもいいのかなぁ・・・。
ショーはべガスのショーとしては十分なのかな・・・。 トリックだったら他のショーでこれより凄いものは見たことがあるので、そこまで感激する様なものはなかったけど、べガスの夜をエンジョイするには十分なのでは。。。



 
"Zumanity"。 Cirque du Soleilの中では異色のヌードメインのショーですが、オープン当時話題になったショーも、もう10年目に入ったんですね。 このチケットも無料! バルコニーの正面一列目! タダって嬉しい!!
ショーのコンセプトとしては大変面白いし、実際異色ではありながら"Ka"や"Zarkana"よりも楽しめたと思う。 パリのムーランルージュをもっと新しくアクロバットにした感じは面白かったのですが、始めのうちは笑えていたセクシャル・トークが途中から過剰に思えて、最後にはちょっと嫌悪感も・・・。 性を前面に押すのはいいけれど、もう少し控えめにして頂ければ・・・。 

天気もいいし、ホテルのプールを眺めながらのんびり本読んでるのも楽しかったし、タダで3日間もヴァケーションを楽しませてもらえたんだから大満足。
さて、仕事頑張りますか!!