Thursday, April 12, 2018

chiang mai

ブログの更新が後手後手になっていますが、これはバンコクに移動して来てすぐに行ったチェンマイの回。 チェンマイには大昔にも来ようと計画をしていたことがあるのですが、バンコク公演の最終日にケガをして来れなかった思い出があります。
チェンマイはバンコクからフライトで一時間ほど北にあって、 ラーンナータイ王国の首都として1296年に建設された古い街。

旧市街は一辺約1,6Kmの正方形。 旧市街の中にも外にも寺院があちこちにあります。
後に美味しくて何度も通うことになる地元の人たちで賑わっていた食堂。 たらふく食べても数百円。 タイ・アイスティーを飲むときは糖分の事は考えない!
このエキストラ・ホットなグリーン・カレー。 ひと口目は”こんなもの完食できるか~!”ってくらいスパイシーなものの、35度ほどの気温も手伝って、汗をかきかき食べていると、段々と旨味を感じ始めてクセになる!
今回チェンマイに来るのに楽しみにしていたのが、 昔から東南アジアに住んでいる、刺繍で有名なモン族の市場。 むか~しはこのモン族の古布を使って作ったバッグが有名だったのですが、何かいい古布があればなぁ。。。と思って立ち寄ってみました。
が、ほとんどがお土産用に大量生産されたようなものばかり。。。 多少は手の込んだ古布もあったのですが、全然期待外れ。 1,2軒は面白そうなお店もあったのですが、この市場の外にあるお店の方が古布の品揃えがよかったです。 が、どれも馬鹿みたいに高額。 これはモン族の刺繍の知名度が上がったためなのか、いやぁ。。。強気でびっくり。 海外でも案外お安く手に入るのを現地の方々はご存知かぁ?
タイのあちこちで目撃するナーガ。 これは龍ではなく、インド神話に出てくる蛇の精霊。 仏陀が悟りを開く際に守護していたとのこと。
タイの寺院も日本のそれと似ていて、インドや中国のありがたいとされる像があちこちに配列されています。

タイのあちこちにある、日本でも一時期流行ったドクター・フィッシュ。
ほんとうに足の角質を食べてくれているのかは分かりませんが、ず~っと足をパクパクしてくれます。 実際この魚は川などにいるそうで、結構大きく育っているものでも体をパクパクしに来るんだとか。。 ちょっと恐怖。。
チェンマイはナイト・マーケットが有名。 日が暮れ始めるとあちこちに屋台が並び始めます。

 あっという間に通りは商品に囲まれます。 が、基本どこに売っているものも同じ。。

永遠とお店が広がっていて、その規模の大きさには驚きます。 しかも結構な賑わい。 マッサージ屋さんや食事の屋台、お酒も飲めるし、なかなか楽しめる場所です。

夜はマーケットで食べず、またこのお安い食堂へ。
どんぶりトムヤンクン。
今度はレッド・カレー。 グリーンほどは辛くないものの、やっぱり美味しい!!
次の日は一日車を貸し切って観光地巡り。 しかしこの空気の悪さ!! フィリピン並みに空気が悪くて、ついて数時間で喉が荒れました。
チェンマイ観光で必ず皆行くのが、山の上にある寺院 ドイ・ステープ。
 1383年にクーナ王によって建立された寺院。
タイの寺院にお参りする際には、この花弁を折った蓮の花と線香が欠かせません。
 ナーガの守る306段の階段。




寺院の中は土足禁止。 中に入ると金色の眩い仏塔が目に飛び込んできます。

タイではエメラルド仏を模したものも多く見られます。





こちらでは日本では露地栽培出来ないインド菩提樹があちこちに植えてあります。



さて、お寺の後はゾウ。
一番メジャーで、日本人も押し寄せるメーサ・エレファント・キャンプ。
最近はエコ、動物愛護、ビーガンブームのせいか、ゾウにやさしく、鎖も付けない、操る棒も使わない、上にも乗らないといった施設が増えている様なのですが、 自分としては悪質な物には反対するものの、本質の理解できていない偽善ブームには乗らない。


ゾウって本当に頭のいい動物なんだなぁということはよく理解できたのですが、鼻で吸い付かれると”獣臭がぁ!!!”。

有名なゾウのお絵かき。 どうやって仕込むんだか不明ですが、いとも簡単に描いていました。 その絵は販売。 一枚なんと$100!! こんなの客の中の子供にでもプレゼントでしょ。。。 商魂たくましいというより世間知らずw
次に向かったのは、これまた有名な虎と触れ合う?ことの出来る場所。 ここは薬物使って虎をおとなしくさせてるとか、繁殖させて中国に売り飛ばすってことはしていないという事なので、動物愛護の方々ご安心を。
ここで生まれて5年目という虎でこのサイズ。 さわさわ触られるのは嫌いらしく、触る時はがっつり撫でろとのこと。 あと、急な動きは厳禁>< しかしデカい。。。

檻の中に一緒にいるって不思議な感じ。。
こんな子虎とも触れ合えます。 このサイズだったら猫な感じ。
この辺りの名物カオソーイ。
ココナッツミルクの入ったカレースープに揚げ麺とチキンの入ったもの。 甘辛く美味。
デザート兼もうちょっと小腹がすいているときにぴったりなのがこのマンゴー・ライス。
結構癖になって何度も食べていますが、ちょっとだけ塩味の入ったもち米とミルクっぽいシロップをマンゴーと一緒に食べるもの。 なかなか美味しいです。

旧市街の門、ターペー門。
旧市街を散策してこの日も終わり。
最終日、夜のフライトまで市内を散策。
ワット・パンタオ。
かつてエメラルド仏を納めたこともあるという格式のあるお寺なんだとか。





菩提樹の下にちんと座る仏陀。
旧市街の真ん中に現れる巨大な仏塔は”ワット・チェディ・ルアン”。
1391年、 セーンムアンマー王が亡くなった父の遺灰を埋葬するために建立したもの。 未完成のまま放置される時期も経て1441年に完成。 創建当時には82メートルの高さがあったそうなのですが、1545年の大地震の際に上部30メートルが倒壊してしまったそうです。









写真左側にはエメラルド仏が 1468年から1551年まで納められていたそうなのですが、1995年に黒い翡翠で作られた複製品が納められたそうです。




ワット・プラシン。
 チェンマイで最も大きい寺院で、1345年にラーンナー王が父の骨を埋葬するために建立。


とにかくキンピカ!


タイでよく見かけるこの呼びかけ。
タイは言わずと知れた仏教国ですが、タイの仏教では”タンブン”という概念があるそうで、ブンとは徳の事。 現世で徳を積めば来世で身分が高かったり金持ちに生まれ変わるんだとか。 今低い身分に生まれていたり、動物に生まれていたりするのは、前世で徳を積まなかったから。 徳と言うのは人助けや、いわゆる善い行いなのですが、狭義で言えばお布施。 お布施の徳は他人にも転嫁できるそうで、お布施の領収書を他人の名前にすると、その書かれた名前の人に代わって徳を積んでいることになるんだとか。 ウィキ教授にはもう少し詳しく書かれているので、読んでみるとしそうのちがいg興味深いです。
お寺のキンピカが増していくぅぅぅ。。。
ワット・スアン・ドーク。
1383年に創建された寺院で、もともとはチェンマイよりも古いラワ族の囲郭都市の中心に建てられたそうです。
まず目に入って来るのはチェンマイの王家の遺灰を納めている霊廟群。
どれも真っ白で眩い。。

48メートルの仏塔はスリランカ様式です。
本堂にある4.7メートルの仏像は1504年に鋳造されたものなんだとか。

ここにも菩提樹の大木。
帰りは空港までトゥクトゥク。 運転手のお兄ちゃんと、話し相手の友達がはみ出しながら座って、トゥクトゥクも傾き気味。。 そんなお兄ちゃんなのに王様の肖像を飾っていてリスペクト。
タイではオレンジの袈裟を纏ったお坊様はあちこちで見掛けますが、どこでもVIP待遇。 飛行場でも特別に座る席があるし、電車などでもちゃんと優先席が用意されています。
ひとまずチェンマイの回終了。 追ってまだまだ書けていないものも書き足していきます。 明日はタイの新年、ソンクラン・フェスティバル!! 今日からすでにあちこちで仏像にお水を掛けている姿を見かけますが、明日は街中で水を掛けられまくります。 巨大な水鉄砲もあちこちで売られていますが、大体バケツで”ばしゃ~っ”と掛けられるらしい。。。 携帯は必ずジップロックの中へ。