Tuesday, December 27, 2016

utrecht holland

煌びやかなパリを離れ、久し振りのオランダへ戻っていました。
ユトレヒトに到着したのは4時頃でしたが、もうすでに暗くなり始めてる。。。 北に上がると仕方がないね。。。

以前も載せたことがあると思いますが、世界でここ一か所だけというミッフィーの信号機。
前は普通の信号だったけど、いつの間にかLEDのような最新の信号機にアップグレードされている。。。 しかも街自体も随分と新しいビルが建ったりと開発されていて、その変化には驚きました。
そとは震えるくらい寒いのに、街角の花屋さんにはチューリップがいっぱい!! しかも30本のブーケで5ユーロ。 安くないかい?






火曜日、来週にはアムステルダム公演なのですが、あまり自由な時間が取れないので、美術館などを巡る為、1日アムステルダムで過ごすことにしました。
電車で30分くらいの距離なのですが、朝の風景が清々しいです。

アムステルダムに来るのもしばらく振り。 アムステルダム中央駅は1889年に完成していますが、自分の認識では東京駅のモデルになった駅。 しかし、どうやらこの話は本当の話ではないようです。。。 なんとなくレンガ造りなところは似ているのですが。。建築様式は違いますね。。

街の中にある宮殿。 ここへは後で見学に来ます。 公式行事がない時には公開されています。 ウェブサイトでチェックできるので、タイミングが合えば入れます。 ちなみに自分は今まで一度も入ってないんです。。。


うーん。。 これはいわゆる”立しょんべん所”?! ここへ用を足す勇気はないな。。。

朝のキキリと冷えた空気とこの景色、気持ちがいいです。

 
さて、まず訪ねたのがRijksmuseum、アムステルダム国立美術館です。
ここにはレンブラントやフェルメールの名作が並んでいます。

1510年作の木製のベイビー・ジーザス。
1510作のテラコッタの悲しみの聖母。
どちらも500年の時を経てるとは思えない、現代アートのようにも見えます。
1500年作の聖ヨハネの頭像。
まるでブリューゲルか誰か、フランドル派の絵から飛び出して来たかのような1700年作のテラコッタの像。 二人の男性が暴食をしている様子だそうです。。
1628年に、レンブラントのルームメイトLievensの描いたレンブラントの肖像画。
 
こちらは1628年に描かれたレンブラントの自画像。
と。。 あれ? 同じものをミュンヘンでも見たような。。。 調べてみると、どちらも同時期に描かれているのですが、アルテ・ピナコテークのそれの方が自己の内面をより現わしたものになっているようです。。。 見比べてみたい方はミュンヘンのブログに戻ってみてくださいね。

当時の革製の上着と帽子。
数百年前の水路と堤防の様子。 オランダの絵画には庶民の生活の様子を描いたものだったりが多いですが、この絵も当時の風景がありありと目に浮かぶようです。
さて、この美術館のメインの1つ、レンブラントの”夜警”。
1642年の作で、正式名称は”フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ラウンテンブルフ副隊長の市民隊”。
長い間ずっと呼ばれていた”夜警”という名称は、絵の表面が茶色に変色して来て画面が暗かったので、夜の風景を描いていると勘違いされたため。。。 実は昼間の風景です。

あと、最近ネット上に話題になったのが、この夜警の前にあるカウチに沢山の人が座って携帯をいじっている写真。 ”名画を前に携帯をいじる人達”のようなものだったような気がしますが、実際に行って分かりました。 自分の携帯端末を使って、美術館の作品の解説を読めるような仕組みになっているんです! その為みんな携帯をいじっているんです。 完全な誤解ネタですね。
 隣にはロンドンのナショナル・ギャラリーにある1655年に描かれた夜警のコピーのコピーがあるのですが、それを見るともともとの大きさから上部と左の部分が随分とカットされているのが分かります。 これはダム広場の市役所にこの絵が移された際に、柱の間のサイズに合わせるように切られてしまったそうです。。。
1660年にレンブラントが息子に僧侶の姿をさせて描いた作品。
1661年にレンブラント自身が使徒パウエルの姿をして描いた作品。
Jan Asselijnの威嚇する白鳥。
日本でも人気のフェルメールの4作品の並ぶギャラリー。
”小路”1658
フェルメールの2点しかない風景画のうちの1つ。
”恋文”1670
1971年にブリュッセルでの展覧会で盗難被害に遭い、随分と大きなダメージを受けた作品。
”青衣の女”1664
”牛乳を注ぐ女”1660
1648年頃の地球儀。
はるばる日本にもやって来ていたオランダの海運力。 今はおとなしいイメージのオランダですが、スペイン、ポルトガル、イギリスと同じく、世界に進出してた大国の1つだったんですよね。。。

日本の染付の美しさも感じるデルフトの陶器。
1697年に描かれたホワイト・アスパラガス。 確かにオランダの名物ですが、いったいいつからあったの?? と。。。ネット情報では16世紀まで遡るんだとか。。。
1672年に描かれたタウン・ホール。 今の姿とほぼ同じ。。
19世紀中期の出島の模型。 オランダの国旗がはためいています。
美術館の裏手にあるのが有名な"I amsterdam"。


適当にふらっとコーヒー休憩に立ち寄ったカフェ。
小さなローカルなカフェなのに、途中から人がいっぱいに。。。 おばちゃんおススメのこのケーキは確かに美味しかった^^

公式行事のない時には、ここの王宮が公開されているのですが、現在も迎賓館として使われています。 今日はその内部に潜入!
350年間市庁舎として使用されていた建物は、1808年からナポレオンの弟が王宮として使用し始めて現在に至ります。



入ってすぐの大ホールは世界と天界がテーマで、世界を股にかけていたオランダらしい部屋です。








どこもよく手入れがしてあって、各部屋のベッドの横には電話まで置いてあって、まるでホテルのスイートルーム。 今でもすぐに人が泊まれそう。。。




アムステルダムの商店街もクリスマス一色です。
運河のあちこちでライトアップのイベントが行われていて、それを見ながら散策するだけでも楽しいです。


街の灯りが水面に映って、大変美しいです。


オランダはマリファナ所持が合法なので、もう町中あちこちでマリファナのにおいが漂ってきて、なんだか気分は悪いです。 こーんなコカのお酒屋さんまで。。。
オランダの薬物がらみの犯罪率ってどんなもんなんでしょうね?
パッと見そんなにトラブルが起こっているようにも思えないんだけど。。。


街の骨董屋さんの軒先にあった1800年頃の薬局の軟膏壺。
安いし味があったので買ってしまった。 何入れようかな。。。
なぜか木曜日もお休みだったので、デルフとまで足を延ばそうかとも思ったのですが、先日ネットでゴーダ・チーズの話題を読んだところだったので、電車で30分のところにあるゴーダまで行って来ました。
ゴーダは水運で栄えた街で、1272年には都市圏を得ています。
たばこのパイプの生産などでも有名になったものの、大不況、ペスト、略奪などに何度も遭い、19世紀に至るまでの不況の時代には、ゴーダは乞食の代名詞となってしまっていたそうです。
ベンチにあるクッションもチーズ色。
マルクト広場にはスケートリンクも出来ているのですが、やはりブーツはオランダのオレンジ色。
1667年に建てられた課税の為の計量所。
現在はチーズ博物館になっていて、昔のたばこのパイプ作りの実演もしてくれます。



おじいちゃんが丁寧にパイプの歴史について教えてくれました。
粘土はドイツからの輸入だそうで、時代と共にパイプが大きくなるのは、だんだんとタバコの葉の値段が安くなってきたから。 それだけヨーロッパに入りたての頃には高価なものだったんですね。
たばこの吸い方の試合もあるらしくて、3グラムの葉をどれだけ早く吸い終わるかと、どれだけ長く吸い続けられるかを競うらしくて、長い人は2時間50分吸い続けたそうです。
これも1650年以前のパイプの先。 お土産にくれました。
おじいちゃんはオランダの運河が凍った時の話も教えてくれて、4年前には運河が凍って滑れたそうなのですが、そうなると200キロ以上滑れるようになるそうです。
で、この1930年代のブレードの付け方を教えてくれたのですが、なかなか安定していて、エッヂさえ研いであったら今でも滑れそう。
1950年代くらいまではこれで滑っていたそうです。


聖ヤンス大教会。
15世紀から16世紀にかけて建てられたゴシックの教会。

ここの教会のステンドグラスのほとんどは1500年代に制作されたもので、戦時中も避難させていただけあって、保存状態もとてもいいです。 とても500年の時を経ているとは思えません。
テーマは聖書の話であったり、オランダの出来事であったり。。。

すでに17世紀には観光地として有名だったというだけあって、どのステンドグラスも大変美しいです。






ヨハネの物語。




ゴーダ・チーズ。

12世紀までその歴史を遡ることの出来るこのチーズ。
大きさは直径35cm、高さ11cm、重さは12kgと定められているそうで、お店には沢山カーリングの玉のように並んでいます。
お店の人に”4枚づつ、4種類ピックアップしてスライスしてくれる?”と頼んだら笑顔で選んでくれました。 若いチーズから2年半の熟成したチーズまで。 自分が頼んでいる間にも、地元の人たちがひっきりなしに買い物に来ていて、みんな名前で注文してスライスしたりシュレッドしてもらっていました。 昔の八百屋感覚で、その日に使う分だけ買うような感じです。
隣のワイン屋さんに、オランダのワインを探しに行ったら、オランダのワインは値段に見合う味ではないとの事。。。 お土産に持って帰るにはいいけど、チーズに合わせて飲むには勧めないよ。。。だって。
ということで、おじさんおススメのゴーダ・チーズに合うイタリアのお安めのワインを買いました。(確かにチーズと食べると美味しかった!)
街角の椅子までゴーダ・チーズ!!
全くというほど気分はクリスマスでも年末でもないのですが、こんな静かなカフェでゆっくりコーヒーを飲むのは至福の時間!
充電できるぅ!
マルクト広場の様子。
ろうそく作りも有名だそうで、キャンドル・ナイトなるものも先週には行われていたようです。
この美しい市庁舎は1448年から1450年にかけて建てられたもの。
中では結婚式なども出来るようなのですが、ゴーダ、こじんまりとしていながらも素敵な建物がいくつもあるし、世界的に有名なチーズもあるし、もうちょっと観光地として賑わっていてもいいくらい。

思い立ってトリプル・アクセルに再挑戦。
全く練習できてないのに案外いけそう。。。 本気で練習出来たら降りれそう。
昨日はクリスマスでしたが、仕事の後は会社のクリスマス・パーティーがありました。
今年のマネージャーはちゃんと行事を大切にしてくれるので、ディナーも素敵なレストランでいい時間を過ごせました。
今夜アムステルダムに移動して来ました。 明後日から多忙になりますが、とりあえず明日のお休みはゆっくり散策します。