Wednesday, December 21, 2016

paris special

2年振りのパリ。
寒さの厳しかったポーランドとは違って、ここは日中でも10度前後あって、かなり過ごしやすい気候。 2週間を通してもそこまで天気の崩れる日も少なく、いつも何度かは雪も積もっていたパリ公演は穏やかに終わりました。
今回はパリ・スペシャルということで大き目の写真満載です。
着いたその日は高級ショッピングストリートのRue di Rivoliに出てプラプラ。
ヴァンドーム広場にはいつものようにツリーも並んでいて、クリスマスのエレガントで華やかな雰囲気が漂っています。
パリに来てすぐこの通りに来た目的はルブタン本店。。。
どうしても探していたものがあって、ネットや他の店舗でも見かけない商品も多く、さっそく気に入ったものをお買い上げ。 末永く愛用します。。 

その後は前回偶然に立ち寄って好きだったバーへ。 検索すると、世界で行くべきバーみたいなのにも選ばれていて、やはり人気なのかな。。。
建物自体かなり入りにくそうな雰囲気を醸し出しているのですが、かなりゴージャス。 飲み物1,2杯で雰囲気を味わうには最高です。 自分たちが入ったすぐ後には席がいっぱいになりました。
https://hotelcostes.com/#/en/costes/22/restaurant-bar/110/the-bar/
マドレーヌ広場からマリー・アントワネットとルイ16世の処刑されたコンコルド広場へ。



最近撤去が取りざたされているという記事を読んだばかりのここの観覧車へ。
ここから見える景色がきれいなのですが、夜に乗るのは初めて。
まっすぐに延びるシャンゼリゼ。 両サイドにはクリスマス・マーケットが続いています。

遠くにはモンマルトルの丘。

毎正時キラキラと輝き始めるエッフェル塔。



クリスマスマーケットを凱旋門の方向へ。
もちろんホット・ワインのヴァン・ショー。 これが一番温まる。。

 地下鉄で何度も見掛けたこのポスター。。。
と、ついた次の日はしばらく前から予約を入れていた美容院David Malletへ!!!
いつも髪を切る場所を選ぶのが大変ですが(ちゃんとアジア人の髪の毛を切ってくれるところが少ないので。。。)今回はパリのトップサロンの1つをチョイス。 しかも割り当ててくれた担当はhairdresser of the yearにも選ばれているアランさん。 ここのサロンはもちろんパリコレのヘア担当もしているし、カール・ラガーフェルドとの仕事も多いそうで、シャネルの髪も担当しているとか。。。 もちろん多くの有名人もご用達。
そーんなサロン、わかりにくい建物の入り口を入ってカーペットの階段を上がるとサロン。
ここに来る服装も考えましたが、頑張りすぎないオフ・ファッションで。
敷居の高い感じはなく、ウェルカムな雰囲気。
中にはでーん!とオーストリッチのはく製。
ふと見ると奥には白い孔雀が二羽。。
シャンプーに行く途中にはレオポルト! にゃーっ!
ちゃんと注文通り+オピニオンをくれて仕上がりました。 切り方が鮮やかで、まさにパリコレのバックステージな感じw 日本人のように丁寧に丁寧に切るというより、切った髪の毛が舞うようでした。
パリのセレブ・ヘアと雰囲気を楽しみたい人は是非。
https://david-mallett.com/en/
この日の夜は、バレエを観にオペラ・ガルニエへ。
オペラ・ガルニエへ来るのは今回で2度目ですが、やはりここの会場の豪華さにはMETも太刀打ちできない。。。






パリの名所を描いたシャガールの大作も有名。



今回のバレエの演目は振付師Jiri Kylianの作品。
どれも大変コンテンポラリーで、ちょっと作品の意味を見出すのは困難。。。
しかし、劇場は不思議な世界に包まれていたのは確かです。。。 自分は絵画も踊りもコンテンポラリーは理解できない。。。

犬の水飲み場もオシャレ。
朝から仕事。
毎朝の通勤路もすがすがしくて気持ちがいい。

ここの会場ももうお馴染み。
仕事が昼からの一日、サンジェルマン・デュプレにお出掛け。
先にはモンパルナスの高いビル。
数年前から香水はディプティーク。 2年前に買ったものをまだ使っているのですが、ちょっと違った香りも欲しくてお買い物。

穏やかなセーヌ川の流れ。


 前回も触れたこのドワイエンヌ・ドゥ・コミス。 TBSのラジオで話題にもなった日本ではなかなか手に入らない洋梨で一番おいしいというもの。 ここだと普通にスーパーに売っていますが、ちょっと柔らかくなった頃に食べるととろけるよう。 確かにおいしい梨です! 毎日買って食べてました。 手がベトベト。。。w

ここLe Village Saint-Paulはアンティークを取り扱うお店が中庭に並んでいて、以前オールド・バカラを買いに来たのもここのお店。 今回も何かいいものがないかなぁ。。。と来てみました。
よく見るものも多かったのですが、奥から出して来てくれたこのドレープというグラスは、バカラでも古い200年くらい昔のもので、お店でも今まで2度しか取り扱ってないとのこと。
ワインを飲んだ時の口当たりとずっしりとした重みがとっても気に入りました!

この2つのシャンパン・フルートも100年以上の時を経ていて、当時のパリでどんな人が使っていたのかを想像するだけでもワクワク、ドキドキします。
ラファイエットは今年もクリスマス一色。 今年のツリーのテーマは切り絵なのかな。
あまり来る人もいないのですが、ラファイエットの屋上まで階段を使って上がると、こんなに素敵な景色が広がっています。 メジャーなデパートですが、買い物の息抜きに是非、この景色を眺めに屋上まで行ってください!
夏にはカフェが出来るようなのですが、冬には温室のようなバーがあります。
お気に入りのラファイエットの食品売り場。 その中でもこのパテがとっても美味しくて、これがあったらバゲットがススム、ススム。。。
一週目の仕事を終えた月曜日。
パリは週末に数か所で骨董市が開かれるのですが、ここクリニャンクールは月曜日もお店が開くそうなので、今回初めて行って来ました。

古いごちゃごちゃのお店からモダンなお店までさまざまで、家具、陶器、衣類、グラス。。。 色々です。


特に買うものはありませんでしたが、散策するには楽しい場所です。
地下鉄の駅からマーケットのエリアに行く途中は、アフリカ系のエリアで治安も悪いので行く人はご注意を!
レピュブリック。


ここの公園にあったのが”タンプル塔”。 歴史好きならピンとくると思いますが、マリー・アントワネットとルイ16世の家族はここに幽閉されて、ランバル侯爵夫人の首が落とされたのもここ。 息子ルイ・シャルルもここで10歳の短い生涯を閉じます。
ナポレオン・ボナパルトはこの塔を忌み嫌い、解体してしまいます。 現在はこの公園が残るだけです。



セレクトショップのMerci。 センスのいいセレクションで、なかなかおススメ! 併設のカフェもオシャレーっ!!
夜のバスティーユ。
今夜はバスティーユでのオペラ。
演目は今年METでも観たカヴァレリア・ルスティカーナと、もう一つはヒンデミットの聖スザンナ。
どちらも悲劇的ですが、カヴァレリア・ルスティカーナはやはり間奏曲が有名。 Yonghoon LeeもElina Garancaも大変素敵でした。
聖スザンナは。。。 かなり狂気的。。。
あらすじを書くのも憚られるような内容。。。 あまり公演されないのもなっとくな、カトリックにとってはかなり問題ありの作品。 40年前に起こった事件、修道女が全裸でキリストの磔刑の像と性的な関係を持ち、その罪で生きたまま壁に塗り込まれ、この夜修道女スザンナも同じ体験をし、ほかの修道女達にサタンにのりうつられていると叫ばれて終わり。。。
途中壁が開き、舞台の上を全裸の女性がうごめき、キリストの像と交わるシーンなど、かなり狂気的。 音楽もずーっとオルガンが不穏な音を出していて、なんとも気が狂いそうな曲。。。
舞台が終わってもどう反応していいのかわからない内容でした。。。
ドラマのsex and the cityを見たことのある人なら、この写真を見てピンと来るかな??
一度はここに来てみたいと思っていたのですが、やっと来ることが出来ました。
ドラマのファイナル・シーズンで、キャリーがペトロフスキーの元奥さんとランチをするレストランKong。
景色も素晴らしくて、エレガント。 下の階にはオシャレなバーもあります。
隣はルイ・ヴィトンのビル。 新しいコレクションでしょうか。。。沢山の服が並んでいるのが見えます。
http://www.kong.fr/_en
クロネコから荷物を送った後、隣のジュンク堂でお買い物。
パンテオン。 ヴィクトル・ユーゴーのお墓などがあります。






通過するだけですが。。。ノートルダム寺院。



さて、木曜日は偶然にもお休みになったので、いつものルートで美食ツアー。
まずはシャンゼリゼのラドゥリー。 日本にもお店がなく、マカロンもブームになる前にここに来た日がもう遠い昔。。。

クリスマス・ツリーのオーナメントのキューピーもマカロン!

いつもの奥のバー。 10時半からオープンなのですが、毎回ここで朝食。 意外と隠れスポットで人も少なくてほぼ貸し切り。
実は今までフランスでフレンチ・トーストを食べたことが無かったんです!
もともと固くなったバゲットを美味しく食べる方法だったらしいのですが、こちらではPain Perdu。
甘~くふわとろ。 カフェオレとの相性もばっりち!

メゾンバカラのクリスタル・ルーム。

いつもオープンしてすぐを予約すれば、人がいなくて貸し切り状態。
こんなに美味しくて素晴らしいレストランなのに、未だに観光地化してないのも最高です。

隣のテーブルは往年のパリジェンヌが女子会。 奥ではスタイリッシュなビジネス・ランチ。 みんな素敵だわぁ。
食事中に写真を撮るなんて失礼千万なのですが。。。
ブログの為にごめんなさい。。。 とってもベルベティなパンプキン・スープ。
ポークはもちろんのこと、付け合わせの野菜までめっちゃ美味しい!!!! ソースも絶妙。
本当にここの料理は美味しいです! ワインも減ってきたら勝手に継ぎ足してくれたり。。。 サービスも最高! イサオンガイド五つ星です。
いつも登場しているかもしれませんが。。。 お手洗いもキラキラ。


改装されてバーが出来ていて、シャンパンもサービスしてくれます。
買い物もしないのにバカラのシャンパングラスを片手に店内をプラプラ。
最近はクリスタルは鉛の含有量が高いので敬遠されていますが、やはり特別な日には使いたいものです。 しかし、クリスタルのデキャンタに飲み物を保管するのはやめた方がいいようです。

来るつもりはなかったのですが。。。 エッフェル塔。
テロの影響か、塔の下に行くのにもセキュリティー・チェック。
エッフェルさん。



やはりエレガントな塔ですね。
アンヴァリッド。
もともとは軍病院として建設され、大聖堂は1706年に完成しています。

ここに安置されている一番の有名人は、やはりナポレオン・ボナパルト。 ナポレオンの兄弟と子供もこちらに安置されています。
この階段を降りたところに棺が安置されています。
照明がすごくて。。。ディスコのよう。。。
この中に英雄は眠っています。
ナポレオンの立像。


セーヌ川から見たアンヴァリッド。

日暮れ時、アレクサダー3世橋へ。 1900年のパリ万博に合わせてニコライ2世より寄贈された橋。 


日暮れ時のセーヌ川。 





そこからパリの夜景を見る為ハイアット・リージェンシーへ。
ハイアットの34階、140メートルからのパリの眺め。
凱旋門からシャンぜリゼもくっきり浮き上がっています。
パリの夜景の美しさは、市街地も意外と暗いこと。 その暗さのおかげでエッフェル塔や凱旋門が明るく浮かび上がって、絶景です。
2時間しっかり眺めて来ました。
パリ公演も無事に終了しました。

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