Wednesday, February 15, 2017

short vacation in paris

 リールでの公演を終えて、珍しく4日間の休暇が入ったので、友達とパリで過ごすため再び華の都へやって来ました。
 パリは何度同じ場所に来ても素敵なので、結局散歩をするコースも同じw

 ぐるっとアレキサンダー三世橋からチュイルリーに入ってルーブルへ。
 ほんの2,3日前にアーミーが刺されるというテロが起こったばかりですが、本当にどこで何が起こるかが予測できない昨今です。 静かに世界の平和を祈りました。



次の日もいつもの通りシャンゼリゼのLadureeのバーで朝食。 その後は久し振りに凱旋門の下まで。


そこからエッフェル塔までやって来たのですが、エレベーターへ上がるチケットがネットが買えなかったので、もし階段で上がる方のチケットが買えるなら登ってみることに。
思った通りエレベーターのチケット売り場には当日券を買う大行列。。。 と、斜め反対側にある階段のチケット売り場はガラガラ。 2回までは階段で、そこからはエレベーターで最上階まで上がることも出来ます。 2階まで階段で上がった方が景色も楽しそうだし、1時間近くもチケット購入のラインに並ぶ必要もないので、絶対こっちの方が得!! しかもこっちの方がチケット代も安いし。
ということで、この巨大な鉄の構造物に挑みます。
よくこれだけの鉄筋をさびないように100年も手入れしてるなぁ。。と感心。
エレベーターのレールはほぼ垂直。
で、そんなに辛い思いもすることなく2階へ。
ここにはよその展望台と同じく透ける床が。。。 うぅ。。。 高い><
なんと塔の上にはスケートリンクまで。 確か以前友達がエッフェル塔でショーをやるとか言ってたけど。。。ここのことかぁ?
さて、ここからは一直線にてっぺんまで行きますが、なんとも心細くなるほど細いんです。。。
10年以上前に上がったことはあるけど、こんなに細かったとは思わなかった。。。
さすがにここからの眺望は素晴らしい! モンマルトルもくっきりです。


ルーブルからポンピドゥーセンター。

エッフェル塔をに待ち時間なしで登りたい人は、2階までは階段で行くのが一番早くていいね。 階段で上がった方が塔に登ってる気分も盛り上がるし。

セーヌ川沿いで毛づくろい。
次の日はサンジェルマンから。 ごくごく有名なCafe Floreの朝食から出発。
アツアツコーヒーの入ったポットのロゴも素敵。
その後は近くのLe Mon Marcheへ。
なぜここに来たかというと、かつてここにエッフェルの造った美しい階段があったので。
昔はかなり大掛かりなデパートだったようなのですが、なんとここが世界で初めての百貨店。

1887年にエッフェルを雇ってオペラ座をモデルに改装オープンしたそうです。

現在は往時の美しい階段は失われてしまっていますが、食品売り場やインテリア売り場はとても楽しく、カフェ休憩をしながら歩いていると、数時間はかかりそうです。
なお、先日銀座店が閉店してしまったこっちでは大手のプランタンは個々の従業員がオープンさせたそうです。
ブログでも何度も登場しているサン・シュルピス教会。
この教会と言えばドラクロワのフレスコ画。
”天使とヤコブの闘い”

”悪魔を撃つ大天使ミカエル”



いつも季節のいい時に来たいと思うリュクサンブール公園。
ここには自由の女神のオリジナルがあることでも知られていますが、な、なんと。。。2012年からレプリカと入れ替えられているそうです。。。 じゃ、以前見ていたのはオリジナルだったんだね。

ランチはここも以前来たLe Procope。
パリで初めてオープンしたカフェで、ナポレオンをはじめ著名人が足繫く通っていたカフェ。
ランチのコースにしてはお安くがっつり食べられます。 グラスのワインも付いてきますよ!
久し振りのモンマルトルへ。


芸術家たちが集った場所として知られていますが、現在も広場では観光客向けの絵を描く人達がいっぱい。
1914年に完成した、意外と新しいサクレ・クール寺院。 ここからのパリの眺めも大変素晴らしいです。







次の日は以前にもお世話になったヘア・ドレッサーのDavidMallettへ。 担当のマネージャーのアランも、あれからずっとパリにいたならフランス語上手になったんじゃない?とのこと。。。 いえいえ、たとえ住んでいても無理です。。。
ルーブル宮殿の北隣にあるのがパレ・ロワイヤル。
回廊で囲まれた美しい建物ですが、1643年にルイ14世がルーブル宮殿からこちらに移り住んでからパレ・ロワイヤルと呼ばれるようになったそうです。
こちらはルーブル宮殿。 今日は久し振りにルーブル美術館へ。

今更説明の必要もない名作ばかりなので、そのいくつかだけ貼っておきます。
































こちらはナポレオン3世の居室のエリア。


ルーブル宮殿自体かなり巨大で、歩くだけでも大変な距離なのですが、その所々に往時を偲ばせる装飾なども残っていて、フランスのかつての財力、王家の権力の凄まじさに感嘆します。
パリ最後の夜はジュヴレ・シャンベルタンで。
明日は朝からデンマークへフライトです。
トラブルもなく安全に休暇を過ごすことが出来ました。

2 comments:

Chiaki said...

パリの写真は世の中に溢れていますが、やっぱり素敵!
一度は行ってみたい憧れの都市です。
エッフェル塔からの景観も素晴らしいですね。
こんな場所にスケートリンクがあるなんて知りませんでしたが、一般開放されているならこれまた死ぬまでに一度は滑ってみたいものです。

color of the city said...

クリスマス時期には塔の前にもリンクが出来るのですが、今はやっていませんでした。 パリで滑るならクリスマス時期限定でオープンする、パリの万国博覧会の開かれたグラン・パレがいいと思いますよ! 自分は残念ながら滑る機会がありませんでしたが・・・
エッフェル塔に入る際には、セキュリティーの問題でスケート靴を持って入ることはできないと思うので、上で貸し靴を借りることになると思います。
上る時は是非階段チケットをお勧めします!