Thursday, March 7, 2019

quebec city

今週もチャーターフライトで一路フランス語圏のケベック・シティへ。
随分と久し振りに来たような気がしますが、今年は随分と雪が多い!
初めてここに来た友達と歩いていると出てきた言葉が”なんだか外国に来たみたい!”。いや、いや、うちたちはずっと海外にいますけど。。 それだけフランスな雰囲気いっぱいな街です。

様々な戦いを経験した街だけあって、丘の上の部分は城壁で守られています。


まるでフランスの地方都市にでも来たかのようです。

ケベック・シティのランドマーク”シャトー・フロンテナック”。 以前もこの建物に関しては触れていますが、現在はフェアマウントのホテルになっています。
いつもこの時期に来てもここのウッドデッキが出ているのですが、今年は分厚い氷に覆われていました。
セントローレンス川も氷が張っています。 まるで極地にでも来たかのよう。


丘の下にあるかわいいお店の並んだエリアがプチ・シャンプラン。

フランスのスイス国境にでも来たかと錯覚してしまいそうです。

ロワイヤル広場は入植の礎となった場所。
ケベックの名物と言えばこのロシアの大統領のような名前のプーティン(Poutine)。
フライドポテトにチーズとグレイビーがかかっているのが基本形。 ケベックはどこでもこれを食べることが出来ますが、自分が今回行ったPoutinevilleではいろいろな種類のプーティンを食べることが出来ます。
これでレギュラーサイズですが、完食したらしばらく動けなくなります!
http://www.poutineville.com/en/home.html


街には坂が多いのですが、ここが凍っているのが一番怖い! 結構転倒している人を見ますが、坂道の氷の上にはせめて砂利を撒いておいて欲しい>< ちなみに自分はまだこの冬一度も転倒していません!!

ここの屋根の雪下ろしもなかなかの労働。 時々雪下ろしの風景を見ますが、落とし方が結構激しい。
北米で最古のカトリック教会”ノートルダム寺院”。
1647年にこの場所に教会が建てられますが、戦禍などに巻き込まれ2度焼失しています。 現在のような形になったのは1843年のこと。
教会内にあるこのお墓が、ケベックに入植した最初の宣教師Saint Francois de Laval。
1658年にビショップ任命されて、1659年にケベック・シティに到着。 85歳でケベックで亡くなっています。

ふと入ったのがこのスーパーなのですが、 1871年の創業だそうで、店内が昔のままの様でとっても素敵! まるで150年タイムスリップしたかの様です。
カナダも翡翠の軟玉がブリティッシュ・コロンビアで採れて、ネイティブな人たちの彫刻などがあちこちで売られていたりしますが、2年ほど前にここケベックでも軟玉が見付かったそうで、 ベスビアナイトに類似していますが、これは軟玉のネフライトなんだそうです。 キーリングになっているものをネックレスにしてみました。
前回来た時に、ここに住んでいたフランス人の友人が連れて来てくれたレストラン。 とってもローカルな感じで食事も美味しかったので、今回はフランス人のスケーター二人を連れてディナーへ。
やはり食事もとっても美味しくて、前回はダックでしたが、今回いただいたのはCerf(鹿)。 全く臭味もないし、C'etait bon!!
街の横の公園はスキー場と化していて、この日はクロスカントリーの大会中。 写真では分かりにくいですが、かなりの高低差。

この公園に面してあるのがケベック要塞”La Citadelle"。
そんな丘の坂道もソリ遊びには最適!
分厚い雪の壁のトンネルを通って要塞へ。
ここは今でも王立第22連隊の駐屯している現役の北米最大の要塞。 ここは軍事基地と同時にカナダ国王と総督の第二公邸としても使われています。
ん?”王立”?カナダ国王??
忘れがちですが、カナダは立憲君主制ですね。。 イギリス連邦の加盟国なので、エリザベス女王がカナダの女王を兼ねてましたね。
上から見た姿は星形要塞で、1820年から1831年にかけてイギリス軍によって築かれました。
分厚い城壁の間を歩いて、かなり物々しい雰囲気。

連帯のシンボルがビーバーなのは可愛らしい。
昔の火薬庫が博物館になっていて、ここから30分ごとに出ているツアーで見学します。 ガイドさんはフランス語英語の両方で説明してくれるので安心。 現役の要塞と言うことで、内部での写真の撮影は禁止。
ここの要塞は1672年から建設が始まったそうなのですが、1693年に建てられた建物も残っています。
セントローレンス川を見下ろすこの崖からだけ写真撮影がOK!
ここからの景色がケベック・シティではいちばん美しい! この日も外はマイナス13度で、丘の上とあって風がびゅーびゅー!! 凍え具合は半端なかったですが、この景色の為なら我慢できるかな。
ちなみに、”カナダ”という国名は、このセントローレンス川流域に暮らしていたネイティブの人達の言葉で村落を表す”カナタ(Kanata)" に由来しているそうです。

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