Tuesday, January 4, 2022

philadelphia

 いつも来ているような気がしながら、ここフィラデルフィアでの公演は6年振り。






フィラデルフィアは1776年にアメリカの独立宣言が採決され、ワシントンに首都が建設されるまで首都が置かれた場所。

この街の中心にある市庁舎は1871年に建築が始まって、1894年に完成した塔は、当時エッフェル塔やワシントンモニュメントに次いで世界で三番目に高い建築物だったんだとか。


この塔のてっぺんには高さ11メートルの”ウィリアム・ペン”の像が建っているのですが、この像は建物の上に立つものとしては世界一だそうです。


ウィリアム・ペンはここの地の植民地総督であり、フィラデルフィア市を建設した人物ですが、”ペンシルバニア”彼の名前にちなんでいます。 本人的には人々から自分の名前を街の名前に入れたと陰口をたたかれることを恐れ、ニューウェールズ、もしくはシルベニアとしたかったそうです。


ここインディペンデンス・ホールはアメリカの独立宣言が署名された建物で、手前のコングレス・ホールが国会議事堂として使われていた建物で、上が”元老院”、下が”代議院”をして使われていたことから現在の”上院””下院”の語源になったんだとか。


これが有名な”リバティ・ベル”。
独立宣言を朗読する際に召集のベルとして鳴らされたものですが、これは1751年にイギリスで鋳造されたもので、1753年に一時的に議事堂の外庭の足場に吊るされたのですが、初めて鳴らした際にヒビが入ってしまいます。
この鐘に関しては色々なエピソードがあるので、気になったらウィキペディアへどうぞ^^

フィラデルフィアでは1週間で20回ショーと、年末年始休みなくぶっ通しです。 なんとかペース配分をしながら乗り越えないと。

追記
フィラデルフィアでの公演が終了しました。 計22回公演で8万5千人を動員しましたが、キャストがほぼ無症状ながらコロナに感染し、最終日までに14人欠員。 残されたキャストは地獄を見る思いで休みなく欠員分のスペアに入り、自分も限界を幾度となく超えましたが、ありがたいことに自分自身はコロナで休む羽目にはならず、大きな怪我もなく乗り越えることが出来ました。
20年を超えるショー人生の中でも、こんなに過酷なスケジュールをこなしたのは初めての経験で、しばらくの間は思い出したくもないです。
いつの間にか年も明けていましたが、どんなに大変でも仕事を継続させてもらっていることに感謝して、今年も日々生活しようと思います。

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