Wednesday, April 17, 2019

huntsville, marshall space center

ボルチモアまでバスで移動して、フライトでいっきに南のアラバマへ。
今週はハンツビルという町に来ていますが、ここはすっかり夏の陽気。 日差しの強さと湿気を感じて、すでに半袖です。 冬から春を飛び越えて夏になりました。
ハンツビルにはもともと陸軍の弾道ミサイル局があり、そういうこともあってNASAのロケット開発の行われていたマーシャル宇宙飛行センターが置かれたようです。
ここはそんな歴史に触れることの出来るスペース&ロケット・センター。

今年はアポロ11号が月面着陸を果たして50年! 記念の年だそうです。


アポロ7号から11号までに採用されていた宇宙服。

この靴が月面にあの足跡を残したんですね。
この触れる月の石は、月に衝突した隕石の破片だそうです。 月に衝突した隕石と地球に衝突した隕石とは成分が違うのだとか。。
アポロ11号が月に降りた時の足と同じものだそうです。
月面調査車。
1975年のアポロとソユーズとのドッキング計画。
マーキュリー計画やアポロ計画は、アメリカとソビエトの冷戦の産物のようですが、ここにきて宇宙空間で両国がドッキングするなんてとても平和的。
ここから自分も宇宙空間へ。

無事に宇宙ステーションに到着。



よく映像でも見たことのあるような空間。
ミッション中。
と、まぁ。。 ここでは一般向けの体験キャンプも行われているそうで、特に子供だったらワクワクするだろうね。

ここには燃料タンク付きのスペースシャトルが置いてあるのですが、これは実際に使われたものではなく、地上での実験用に実際の大きさで作られた初めてのモデルだそうです。 自分も今までディスカバリーとアトランティスは実際に見たことがありますが、こんな普通の飛行機みたいな乗り物が、宇宙を飛んで戻って来ているなんてすごいなぁといつも感心。

こんなアングルから眺められるのもこの場所ならでは。
燃料タンクも含めるとかなりの大きさ。 これをロケットの力で宇宙まで上げるって凄まじい力が必要そう。

飛行訓練に使われていた機体。
ここにはGを感じられるアトラクションもあって、30人くらい入れる円盤型の装置があって、単純に言うとそれが洗濯機のように高速回転してGを感じるというもの。
回転前に色々と注意事項を聞いてからいざ体験。
この装置では3~4G出るのですが、確か1Gで自分がもう一人上に乗った重さだったはず。 スペースシャトルの打ち上げでは3Gくらい感じるそうなのですが、アポロを上げていたころには6GほどもGを感じていたそうです。
立ったままベルトを締めて、徐々に円盤が加速するにつれて体が壁にぴったり張り付いて来て、マックスに達すると直立のまま身体の張り付いた板が身体ごと浮き上がって、頭を浮かせることも困難になって、胃の辺りがキュルキュルなり始めて、体液が逆流するような感覚。 想像していたよりつま先から頭のてっぺんまで荷重がかかるので不思議な感じ。 2,3分で回転は止まるのですが、これはなかなか面白い体験!
空に突き刺さる、1967年から1972年までアポロ計画で使用されていたサターンⅤのレプリカ。 全高110.6メートル。重さ約3040トン。






ヒューストンにあったロケットもかなりの迫力でしたが、これだけの重さのロケットを宇宙まで飛ばしてしまうロケット・エンジンは巨大!
1958年に作られた、アメリカで初のサテライト・ロケットのモデル。
人が宇宙へ上がるまでには動物での実験が何度も行われましたが、1958年にリスザルが宇宙に送られます。 15分間の飛行で地球に戻って来たそうなのですが、パラシュートの故障で衝突。 回収は出来なかったそうです。




アポロ1号の宇宙服。


アポロ16号。

大気圏突入の時の燃えた感じがリアル。
アポロ12号が月から持ち帰った”月の石”。



アポロ11号の乗組員3人の手のキャスト。

太陽光パネル。
プラネタリウムもあって、小さな日常生活を離れて無限に広がる宇宙へ旅をするには良い一日でした。

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