Friday, May 3, 2019

colombia SC

サウス・カロラナイのコロンビアです。
ここに来たのは二度目?かな。。 サウス・カロライナのシンボルはパーム・ツリーのパルメットですが、州議事堂の前にも植えられています。
この街はアメリカで初めての計画都市だったそうで、 南北戦争で一度は破壊されたそうですが、碁盤の目の古い雰囲気の街並みが残っています。

古い雰囲気のお店や建物、学生の街と言うこともあってちょっとこじゃれたカフェもあって、 気候のいい木漏れ日の中散策するのも気持ちがいいです。
ちなみにこの日は30度超え。


時間もあるし、街中のコロンビア美術館へ。
そんなに大きな美術館ではありませんが、 プラっと立ち寄るにはいいところ。
丁度ジャクソン・ポロックの”壁画”のエキシビジョンをやっていました。
ジャクソン・ポロック最大の作品ですが、1943年にあのグッゲンハイムの姪っ子のペギー・グッゲンハイムのニューヨークの新居の玄関広間の為に制作されたそうで、現在はアイオワ大学美術館(MOMAでもグッゲンハイム美術館でもなく。。)に収蔵されています。
ポロックはアルコール依存症や精神異常を発症して、最期は友人を巻き込んで交通事故死という人生を歩んでいますが、作品もまるで彼の脳の思考を垣間見ているかの様。


戦時中、パリからニューヨークに避難して来ていた多くの芸術家との交流での影響も多かったそうですが、 エネルギッシュなのは確かだけどかなりシュール。
この作品は何度か巻いたり広げたりが繰り返され、過去の修復の際にニスも塗られたために、かなり傷みが激しかったそうなのですが、現在はキャンバスも形を直して、鮮やかな色も取り戻したそうです。
ちょっと荒い感じの作品ではあるもののボッティチェリの作品も。
アメリカの作家の作品が多い中、モネの作品も。 なかなか清々しい、淡く美しい作品です。

Robert Henri "Mary Ann MacNamara" 1925
学校を作って、後世の作家に影響を与えたアメリカの画家さんロバート・ヘンリー。
他の数多くの絵に混ざっていてもかなりの存在感を放っています。

有名どころのウォーホールのMaoも。
ツアーも残り3週間になりました!

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