Wednesday, December 25, 2019

nantes

はぁ。。 ブログの更新が追い付いていないうえに、パリのホテルで2週間Wifiが使えなかったのでダダ遅れ。。 現在パリ公演も終えてロンドンへ戻って来た25日です。
さて、この回は12月5日のフランスはナントです。
フランスではこの日から年金制度に反対するデモとストライキが始まるという情報が早々から出ていましたが、この日の朝は大変に穏やか。
 ナント大聖堂。
建築が始まったのは1434年ですが、完成したのは457年後の1891年のこと。






 朝もやの風景が印象派の絵画のよう。



 ここは大聖堂のすぐ隣で、幾度となくブログにも登場していますが、昔からの街の壁の変遷で、左奥は3世紀で、その横には6,7世紀の石棺、真ん中が17世紀の壁、そして反対奥が20世紀のもの。


この街に隣接したブルターニュ公爵城は1207年に建造されて、1466年に再建されたもの。



 町の中心にあるエレガントなアーケード”パッサージュ・ポムレー”。

と、お昼前にはデモ隊の行進が始まって、地元のお店の人も”気を付けて”とは言ってくれていたので、人込みからは距離を置いていましたが、近所で何かの炸裂する音と火薬のにおいが流れて来始めました。 暴徒がバス停やショーウィンドーを破壊していて、炸裂音は催涙弾でした。 ほんの数百メートル先はこの状況なのですが、自分のいる辺りは華やかなクリスマスの華やかな雰囲気だし、そのコントラストがなんとも不思議な感じ。
トラム乗り場の辺りは夜になっても警察隊との衝突が続いていて、自分もホテルに帰るのに手間取るほどでした。


そんな混乱は関係ないかのように、ロワイヤル広場のクリスマス・マーケットは通常運転。
フランスにいる間にはいろいろな地元の果物を試すのも楽しみの1つですが、ちょっと感動したのがこの洋梨”スイート・センセーション”。 皮をむいている最中から果汁が滴れ落ちて、食べるとまるで梨のコンポート!! まさにセンセーショナルな甘さでした。 これは日本では食べられないね。

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