Friday, May 29, 2009

swine flu

はい。隔離病棟へ送られました!

多分今の時期海外から日本に帰ってきてこのような体験をした人は多いのではないでしょうか?

とにかく今回の帰国、2週間しか休みが無いということで、予定もびっちり詰めていたので、朝一で熱は無かったものの、引きずっていた風邪の薬をもらう為に地元のかかりつけの医院へ。 しかし、昨日成田の健康相談所で、とりあえず病院へ行くなら保健所へ連絡をして欲しいということだったので、保健所へ相談をした後に行って来ました。
かかりつけの内科のお医者さんも、とりあえず海外からだし安心料の為に一度インフルエンザの検査だけしておきましょう! ということ、あの長~い綿棒を鼻の奥まで入れられて検体を採取。 奥の待合で待ってたらなんだかざわめかしくなってきて”インフルエンザのA型反応が出たので、保健所への連絡を入れます”とのこと・・・。 あぁぁぁぁぁ・・・この程度の風邪がインフルエンザだったなんて・・・。
ご承知の通り、この新型インフルエンザはA型、B型の内のA型なので、今は国の決まりでA型反応が出たら強制隔離です。
かかりつけのお医者さんも始めてだったらしく、対応に困られていて、とにかく新型かどうかが分かるまでは医院も休診にするとのこと・・・。 その時点で自分は責任重大・・・。 お医者さんは”保健所にも連絡をして来られているんで心配しないで下さい”とは言うものの・・・その損害を考えたら・・・。

再びその場で2つ検体を取られ、自分は運転して地元の総合病院へ。
離れた駐車場に止めて保健所へ連絡すると、すぐに完全防備をした看護婦さん2人がやって来て、車から降りて歩こうとする自分を制止。 ビニールで完全密閉された車椅子へ乗せられ、それで駐車場から隔離病棟へ・・・。 
自分は全く熱もないし元気なのに・・・すごい騒動です。
看護婦さんもこのような対応はした事が無かったので”いい経験になります”なんて言ってたけど・・・まぁ、自分もいい経験かもね。w
そのまま採血だの色々検査を受けて、しばらくすると、また重装備の保健所の人が2人やって来て、自分の過去の行動から接触者についての事細かな事情聴取。(結構綿密な事情聴取です)
すぐに家族への連絡も入って、実家へも保健所から人が来て、タミフルだのいろいろ置いて行ったそうで、行政も結構対応の早い時は早いんだなと関心! もうちょっと他のことでもこれだけ迅速に対応してくれればいいんだけど・・・w
内科のお医者さんも来られて”病気自体は小さなことなんだけど、今は国が絡んできてるから、我々もその手続きを踏まないといけないから申し訳ない”と逆に気の毒がられてしまって、自分も”みなさんにご迷惑をおかけします・・・”の恐縮のみ・・・。
詳しい結果が出るのは今夜になるということで、自分は強制入院という処置。 保健所から国からのこういう処置に対する命令執行書も届くし、あらららら。。。

自分はほぼ新型ではないという確証があったし、どちらにしてももう治っているので、新型と分かってもタミフル投与ですぐに出してはもらえると思っていたので、のんびり構えて待つことに。 初めての病院食もそう思えば楽しいもので、入院の準備を持ってきた母親ともTV画面での会話。 いやぁ・・・プチ入院体験です。(もちろん長期ではイヤですが・・・)

体温検査でも熱はなし。 至って快調なまま。 

夜7時。 香港型と判明! 釈放となりました。^^

ちゃんと夕食も平らげて、数日分のタミフルもタダでもらえたし、お土産付です。 行政さん。ただ飯ありがとうございました!
というか・・・皆さんご迷惑をおかけしました。

とりあえず香港型でもインフルエンザだったので、今日は予定変更でもうちょっと自宅でゆっくりしておきます。

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