Wednesday, July 16, 2008

zocalo

メキシコに入ってやっと2日目の休み。 まだメキシコ・シティーすら散策していなかったので、今日は町の中心へ行って来ました。
ここソカロはアステカの時代から都だったところで、正面の教会の隣には、アステカ帝国の都テノチティトランの中央神殿の遺跡もあります。 
まずここの広場で一番目立つのは、中心に立つ巨大な国旗。 たたみ何畳分なんだろう?!



広場の横にあるのがこの大きな国立宮殿。 17世紀の改築で、IDを見せて銃を持った軍人のセキュリティーを抜けると、そこにはフリーダの夫でメキシコの有名画家、ディエゴ・リベラの最大の壁画”メキシコの歴史”があります。 当初の計画では全ての回廊を壁画で埋め尽くす予定だったらしいのですが、結局は半分で終わってしまったらしいです。





アステカ時代から現代までが描かれているのですが、結構場面構成は順不同。 あまりに沢山の人が描かれているので、ゆっくり説明を聞いて回ろうと言う気は起こらないかも・・・。 メキシコ独特の雰囲気が出ていて、やはりこの大きさは圧巻です。



宮殿の裏庭にはサボテンやリュウゼツランなど、メキシコを代表する植物が植えてあって、このテキーラの元になるリュウゼツランの大きさにはちょっとびっくり。。。 なかなか日本でこの大きさのものを見るのは難しいでしょう。


メキシコの国旗にも描かれている絵が、このサボテンの上にとまる蛇をくわえた鷲。 アステカの神話で、この鷲を見付けた所に都を建設すると言うもので、実際この鷲がいたのがこの場所らしい・・・。




1563年から100年以上の歳月をかけて建設されたのが、このラテンアメリカ最大級のメトロポリタン・カテドラル。 内部の装飾等もなかなか素晴らしいのですが、中にいるとちょっと平衡感覚がおかしくなる様な・・・あまり心地のいい教会ではなかったです。


正面にあるのがラテンアメリカ・タワー。 遠くで見ると普通なのですが、近くに行くとちょっと安っぽいタワーです。 まぁ、タワーと言うよりは普通の雑居ビル。 ここからの夜景は美しいそうです。

ソカロを見下ろす位置に、何ヶ所かレストランがあるのですが、ここベスト・ウエスタンの屋上のレストランからの眺めもなかなかよかったです。 食事はう~ん・・・結構いまいち。


べジャス・アルテス宮殿。 ここは劇場で、以前来た時にはここでメキシコの民族舞踊などの舞台を見ました。 なかなか内装も綺麗だったのを覚えています。




メキシコの民芸品などを扱うマーケットが2ヶ所ほどこの周辺にあって、いろいろな店を見て回っているだけでとても楽しかったです。 大体色鮮やかなものが多いのですが、民族刺繍であったり織物、陶器類など、どれも手作りであたたか味に溢れています。


メキシコで大好きなのがこのジュース・スタンド。 色々な果物や人参などが並んでいて、どれでも好きなものを好きなだけ注文して、後はミキサーで混ぜてくれます。 500ccで200円しないくらい。 1日分のビタミンはここで補給できます。



メキシコと言えばやはりこのソンブレロ。 でも誰が買って帰るんだろう・・・。

2 comments:

Chiaki said...

スペインらしい部分と現地らしい部分が溶け合って、今のメキシコになっているんですね。
写真の民芸品は、微笑ましさと気味の悪さの加減が絶妙なバランスですね。
身体から色々飛び出しているのは、何かいわれがあるのでしょうか。

ISAO said...

結構メキシコにはガイコツのデザインのものが多くて、自分もどうしてなのかちょっと気になっています。 とりあえずどの民芸品も色鮮やかで、見ているだけで目が冴えるようです。