Tuesday, October 11, 2011

country music city nashville

ナシュビル。 ここはカントリー・ミュージックの聖地ですが、いつかは来たいと思いつつ、13年目にして初めてやって来ました。
カントリー・ミュージックと言えばカウボーイ・ハットにブーツのイメージが強いので、自分ですらアメリカに来る前まではテキサスの音楽だと思っていたのですが、実はそういった概念は西部劇の映画や舞台にカントリー・ミュージックが使用されたからであって、カウボーイ全盛の19世紀にはカントリー・ミュージックは存在していませんでした。ダウンタウンのメイン・ストリート数ブロックは"Live Music Venues"と呼ばれ、昼間っからライブのカントリー・ミュージックがあちこちのレストランやバーから流れています。
このカントリー・ミュージック、発祥はアメリカ南部なのですが、もともとはケルト音楽がベースになっていて、そこに他のヨーロッパ民謡やゴスペルなどの影響を受けて1930年代に成立したそうです。 意外と新しいジャンルだったんですね。日本ではそんなにカントリー・ミュージックを聞く機会はないかもしれませんが、こっちでは最近もアイドル的存在のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)が出てきたりと大きな支持を得ています。気持ちのいい木陰の通り。 仕事の間にお茶ついでに散策するには最高でした。ここがカントリー・ミュージックの聖地の中の聖地“ライマン公会堂(Ryman Auditorium)です。
もともとは1892年にゴスペルの礼拝堂としてオープン。 その後現在でも続くアメリカ最古のラジオ番組”グランド・オール・オプリ”の公開番組が行われるようになります。 一時荒廃の時を過ごしますが、2001年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物にも認定されています。 来週にはアレサ・フランクリンのコンサートもあるみたい。 行きたかったなぁ・・・。
建物がピアノチックなカントリー・ミュージック殿堂博物館。 ちょっと入場料が高かったので入りませんでしたが、ファンの人にはなかなかクオリティーの高い展示がしてあるようです。

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