Monday, July 30, 2012

el viejo almacen

やっとブエノスアイレスでの仕事が終了しました! 今週は16回公演。 途中4000回目公演を挟みつつ、忙しい週間が終わりました。 最後までお客さん一杯で、氷のコンディションが悪かったり、背中の痛みと格闘しながら一回一回をこなしましたが、無事に終わって今はホッとしています。
ホッとしついでに今日は先週の月曜の休みの様子を書いておきます。
去年も書きましたが、ここラ・ボカは昔港があった場所で、一昔前は栄えたところ。 あと、タンゴの発祥の地でもあって、今は汚くごちゃごちゃした場所ですが、この一角だけは観光客が絶えません。カミニートと呼ばれる一角は絵を売る露店が並んでいるのですが、ほとんどはお土産中心。 その中でいつも気に入っているおばちゃんの露店があって、もうそこで今までに3枚買っています。 今回もおばちゃんのところに行ったら“顔覚えてる”と言われ、また2枚購入。2枚とも油絵ですが、Jorge Alioと言う人の作品。 ちゃんと個展なんかも開いてる人で、大胆な構成と配色もしっくりしていていい感じ。 いつも行く額装のお店で物価の安いアルゼンチンで額装終了。こちらが港側。 何となく寂れた感が伝わるでしょうか?そのままバスでちょっと戻ってサン・テルモへ。この一角でも有名な"Dorrego Cafe"。 地元のおっちゃん達も多いのですが、レトロな感じが落ち着きます。ブエノスアイレスは雰囲気のいいカフェが多いのでほんとに好き。今夜はタンゴの街ブエノスアイレスに数あるタンゴ・ショーの中で一番いいと思う"El Viejo Almacen"へ日本人の女の子達を連れて行くことに。
ここへ来るのはもう3度目ですが、いつでも帰って来たいと思う場所。いと番の老舗ですが、音楽良しダンサー良し! どこのタンゴ・ショーに行こうか迷っている人がいたらここへ来ると間違いナシ! 今夜もやっぱり良かったです。

聞く度に涙を誘われそうになるピアソラの"Adios Nonino"。
ピアソラが巡業中に父の訃報を聞いて、アルゼンチンへ帰るお金がない失意の中、お父さんに捧げて書いた曲です。 ホント泣きそうになる曲です。 興味があったら色々なヴァージョンのこの曲を聞いてみて下さい。 ピアソラのファンになれます。

これもピアソラの有名な”リベルタンゴ”ですが、これはトラディッショナルな振付ではなくモダンな感じに作ってあるので、あまりタンゴの醍醐味は感じられないかもしれませんが、後半の足の動きは注目!

今夜も素晴らしい夜でした。 あぁ・・・タンゴもブエノスアイレスも大好き!!会場のすぐ裏の再開発された場所”プエルト・マデーロ”。 練習の後本番までの時間ちょっと外に出て歩くには気持ちのいい場所。 雰囲気のいいレストランが並びます。

会場の歴史ある"Luna Park"。 アメリカで言うならマディソン・スクエア・ガーデン、日本で言うなら武道館。 去年も触れましたが、エビータがペロンに出会った場所です。 そんなところで3週間も仕事が出来るなんて本当に幸せ。ここはちゃんとスケートの出来る施設があるんです!
仕事も終わって明日から一週間はバックパッカーになります。 明日の夜チリへ飛んで、そのまま北部のカラマへ。 そこからアタカマ砂漠へ移動して、そのままボリビアのウユニ塩湖を目指します。 まる一週間の旅行で、その間はブログもアップ出来ないので、また来週の更新をお楽しみに! では、仕事のことを忘れて行って来ます!

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