Thursday, April 17, 2008

shroud of turin


ミラノを後に、2年前にオリンピックが開催されたここトリノへやって来ました。
ミラノもそうですが、ここも近くはないものの町からはアルプスが見え、とっても景色の美しい町です。


街中には昔貴族が雨で服を濡らさなくても歩けるようにと出来たアーケードが張り巡らされていて、ちょっと独特の風景を作り出しています。 



このように古いアーケドも残っていて、雰囲気があります。




ここはマカロニ・ウエスタンの撮影された場所が近いと言うことで、このような映画博物館なるものもあります。 自分は最近まで昔のウエスタン映画がイタリアで撮影されていたとは知りませんでした・・・。

ここはいわば町の中心部。 宮殿を正面にした"pizzetta reale"で、いつも大勢の観光客で賑わっています。


さて、ここトリノで自分が一番興味を惹かれたのが、王宮に隣接したここ聖ヨハネ大聖堂。  呼ばれ方が様々なようで、地図には"duomo di san giovanni battista"とあります。  自分年代以上の人なら、かすかな記憶にあるかもしれませんが、ここには”聖骸布(shroud of turin)”と呼ばれる、十字架から降ろされたキリストが包まれていたと言う布が納められています。 今から20年以上も前にこの布の真偽が研究され、結果13世紀頃のものであると発表されて、結構物議をかもし出していたと言う記憶があって、幼かったながらも興味を惹かれたのを覚えています。 今でも研究が行われているので、はっきりとした結論は出されていないようなのですが、今はヴァチカンのローマ教皇の所有でここトリノの大聖堂へ収められているそうで、まぁ、信仰上本物か偽物かなんて分からなくてもいいような気もしますが・・・。 ところでこの布、25年に1度しか公開されていないので、教会に行っても写真のパネルしか見ることは出来ません。 (写真クリックして大きくすると、キリストを二つ折りに挟んだような姿が見えると思います)




焼き物コレクターな自分・・・。 イタリアと言えばマヨルカ焼ですが、じつは何度もイタリアに来ていながら一点も持っていません。 ラテン圏で博物館などへ行くと、間違いなく美しいマヨルカ焼を見ることができますが、素朴な柄や色合いが実に味があっていいです。 この像はフィレンツェで作られた15世紀の作家のレプリカですが、今購入して帰ろうか思案中です。ww (ちょっと大きいから持ち帰るのがぁ・・・)


I just quit writing in english coz it takes too much time but I will write a short comment this time. ^^ After we left Milan we came here in Turin on monday. I guess now everybody knows this city coz olympic games was going on 2 years ago. This city has a very long arcade so its good for a rainy day and also that making a unique view. I didn't know that old western movies were shooting in Italy till few years ago and that shooting location is outside of this city so I didn't go in but there is a movie museum (4th picture). It was 20 years ago and I was little but I still remember I saw the news about "shroud of turin". I don't wanna explain whole thing in english so if you wanna know about this, go to wikipedia please!! I can't see a real one but if you go there, you can see a picture of fabric. It doesn't matter its a real or not, it was still interesting.

2 comments:

Chiaki said...

古いアーケードでもさすがに天井が高くて、雰囲気がありますね。
聖骸布騒動は覚えています。
今もまだ研究中なんですね。
聖遺物の真偽って、そんなに大事なことなんでしょうかね。。
仏舎利にしてもそうですが、真偽そのものより信じる気持ちの方が大切な気もします。
イワシの頭も信心から、なんて言ってしまうのは少し乱暴ですかね。

ISAO said...

あはは。面白い例えですね。^^
ここイタリアでは公演時間がランダムで、朝のショーは早いのに、夜のショーが9時前からと、体力的にかなり辛いです・・・。 深夜近くまでショーを観に来る子どもたちはいつ寝ているんでしょうか?(シエスタかな?) はぁ、大変。