Friday, March 11, 2011

zaragoza

まずは日本での地震の被害が最小限に抑えられるように祈っています。 あと、仙台の知り合いみんなが無事だったとこに感謝です。 
 
 
マドリッドで数日の休日を過ごしてここサラゴサへやって来ました。 
ここは紀元前7世紀から人が住んでいた歴史の古い町で、ここには世界遺産にも登録されている、ローマ教皇ヨハネパウロ2世によって“スペイン系の人々の母”と讃えられた、史上初めてマリアに捧げられた教会とみなされた”ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂”があります。
 
 
大変屋根と塔が特徴的なこの聖堂ですが、1681年から1872年の間に建設されたバロック様式です。
 
 
ここは12使徒のヤコブが紀元40年1月2日にこの地で祈りを捧げていると、神の母が彼の前に出現し、自分自身を模した木像と碧玉の柱を与え、彼に教会をたてるように命じたのが始まりだそうです。 その後彼は紀元44年にエルサレムに戻り殉教します。 
細部は残念ながら撮影禁止ですが、ここは数ある聖堂の中でもトップ3な美しさです。 敬虔な信者の方が常に祈りを捧げている、かなり現在進行形な教会なのですが、聖堂全体を飾る彫刻の数々と天井画、内部を漂う空気は深い祈りに包まれています。 
 
 
 
隣のエブロ川からの眺めも大変美しいです。
 
 
 
 
聖堂の正面は広い広場になっているのですが、花壇や彫刻、カフェなどが沢山あって、暖かい日差しの中くつろぐ人たちが多いです。
 
 
 
ローマ時代には植民地となっていましたが、その当時の城壁や円形劇場、ローマ浴場なども残されています。
 
 
 
ショーが終わった後夜、写真を取る為に教会まで散歩に行って来ました。
人気が少なくなった広場に、明かりに照らされた聖堂が浮かび上がって、息を飲む美しさです。
 
 
 
 
 
橋の上に立っていると、まるでこの景色を一人占めしているかのようです。
 
 


“ツナ”! スペインのツナは最高です。 スペインにはタパスに代表されるような、お酒に合う食べ物が沢山ありますが、このスペインのツナは大変美味しく、とくにこの"ORTIZ"はスーパーでも鍵付きの箱に入れられている代物で、カツオのお腹、日本語的にはトロの部分だそうでとーっても美味しいです。 瓶詰めの方もとっても美味しく、もともとオリーブ・オイルに漬けてあるので、そのままサラダの上に乗っけてバルサミコをかけたら、それだけでごちそうです!

1 comment:

Chiaki said...

被災地の皆さんが、一日も早く穏やかな日々に戻れますように。
浦安は液状化現象で一部道路が泥水化しています。埋立地ってこういう時に弱いですね。水道がストップしているのでしばらく給水に並ぶ毎日です。

美しい景色は本当に癒されます。。
ツナとシーチキンの違いは、マグロとカツオの違いだと長い間思っていましたが、一般名称か商品名かの違いだったんですね。