Tuesday, November 19, 2013

dr. pepper

メキシコ国境のAllenでの公演が終わって、昨夜テキサス中部のWacoへやって来ました。 
街らしき町もないのですが、ダウンタウン横には大学があったりと、とりあえず若者はいる様子・・・。 1910年に建ったこのビルは、当時のアメリカ南西部で一番高い建物だったらしい。。。
日本ではほとんど知名度がないけど、こちらでは大衆的な飲み物で、"Dr. Pepper" "Root Beer"などがあるのですが、ここはその"Dr. Pepper"の発祥の地。 このドクター・ペッパーはコーラと線香が混ざったような不思議な味がして、大体の日本人は飲んだ瞬間に”うへ~っ!!”となるはず。 自分も初めてアメリカに来てこれを飲んだ時には驚きました。

そんなドクター・ペッパーをボトル詰めしていた工場が、今は博物館となっていて、昔の工場の様子やパッケージなどを展示しています。

ドクターと言う名前の由来からも分かる通り、もともとはこの近くの薬局"Old Corner Drug Store"で1885年に開発されたもので、何が原材料であるかは、未だに非公開なので分からないようです。 ここにはそのいくつかの原材料が展示してあるのですが、生姜やその他色々なものが並んでいました。
昔のボトルやパッケージが並んでいます。
昔の工場の様子。 建物自体は小さいのですが、昔はそんなに生産量もなかったと思うので、この規模で出来たんでしょうね。
今も炭酸飲料は基本的には一緒ですが、カウンターではこのシロップと炭酸水をブクブク混ぜて作っていたようですね。
併設のカフェでは、昔のように原液に炭酸水を何度も注いで作って飲ませてもらえます。
ちょっと昔にタイムスリップした感じを味わえます。
これが1897年のWacoの様子。 リアル・カウボーイな雰囲気ですね。
上の写真の通りにあったのがこの薬局。 100年前の方が今現在より建物が多いのはなぜ?! この建物は1953年にここを襲った、全米で10番目の規模だった竜巻で破壊。 現在は姿を消しています。
ここが現在の薬局後の様子。 竜巻の慰霊碑があるのみです。


2 comments:

Chiaki said...

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。
この1年がまた、Isaoさんいとって良い年になりますように。

ドクター・ペッパー、知っていますよ。
小学生の頃、どこで入手したのか同級生の男子数人が回し飲みして噴き出していた記憶があります(笑)。
その後も、まずい物の話題が出た時に時折名前は耳にしていました。
そして何故か、今住んでいる場所の近所のスーパーの棚に並んでいます。
それを見た夫が喜んでいました(割と好きな味だそうです)。
でも私の味覚にはあまり合いそうに無いので、飲んだことはありません。
今度ひと口くらいは飲んでみようかな……。

ISAO said...

ありがとうございます! ここまで歳を重ねて来ても、まだまだパフォーム出来ることには感謝のみです。 頑張りますよ!

どうやらドクター・ペッパーは国内で販売されたりされなかったり、輸入品のお店に並んでいたりもする様ですね。 ここにいる日本人でも1人だけ大好きな女の子(主にルートビア)がいて、いつも他の日本人から”え~っ?”と言う反応をもらっています。

自分は大体炭酸飲料と言うものを飲まないので、このルートビア系の物も飲まないのですが、パクチと一緒で、一度好きになったらクセになるのかもしれないですね。