Thursday, March 20, 2008

donau's pearl


”ドナウ川の真珠”と呼ばれるここブダペスト。 実はこの名前、ドナウ川を挟んで"buda(ブダ地区)"と"pest(ペスト地区)"がくっついて出来ています。
ハンガリー王国として始まりオスマン帝国による侵略、ハプスブルク家の王国領奪回。第2次世界大戦でのドイツによる占領、戦後のソ連による占領を受け、共産主義の道を進みます。 複雑な歴史背景の中、ハンガリー自身としての道を歩み始めたのはごく最近の話です。 友達も、彼女が学校に入る少し前まではロシア語教育も行われていたようで、今でもまだまだ共産圏の名残を残しています。


街にはトラムも地下鉄も走っていて、移動には大変便利。 が、トラムは全然厳しくないものの、地下鉄はチケットのチェックが異様に厳重!特に観光客には目をつけていて、たとえ乗り方が分からずほんの少し料金が不足していても法外な罰金を請求されます。 自分はトラブルはなかったですが、友達は罰金を請求され、もしかすると個人のポケットにそのお金が入るのか、3人でいたところ”2人分払えば1人分はディスカウントしてやる”とも言われたそうです・・・。 こういうところがとっても共産圏な感じ。 結局解決手段はお金ですか・・・。
あと、駅は大体先進国並みに綺麗なのですが、走っている電車は50年くらい昔のものじゃないかというくらい車体が古く、錆びてボロボロ。 電車代は安くないのに、なんでこんな電車なんだろう?
もう1つはエスカレーターがかなり急で早いこと。 慣れてないと乗るのが怖いし目が回るよう。 お年寄りにはちょっとキツイのでは?



ここは街の中にあるオペラ劇場。
戦火も免れたようで、内部にはあのエリザベートの使用した部屋も残っているそうです。 正面にはハンガリーの大作曲家、自分もあのドラマティックなメロディーが好きなリストの出身地。 この劇場の正面にも像が建っています。


ドナウ川のほとりに建つ美しい建物は国会議事堂。 内部には代々受け継がれる、国章にも描かれる王冠もあるようで、前回レプリカしか見なかったので、今回は本物を見ようと思っていったのですが、なんとチケットにはリミットがあるようで、残念ながら入ることができませんでした。 チケットは朝に枚数限定で販売されるようなので、普通に行っても入場できる可能性は少ないと思います。 お昼頃行ってももう売り切れでした。 入場整理に当たる警備の人は全然ちゃんと説明しないし、1時間くらい列を待って中に入って、それでもチケットがなかったと憤慨して帰る欧米の観光客の人達が沢山いました。
ちなみにこの建物の裏の豪華な博物館は、あのマドンナ主演のミュージカル映画”エビータ”の冒頭の葬儀のシーンで使用されたところです。(地元友達情報)



これがブダとペストを結ぶ有名な”くさり橋”。
1849年に完成したこの橋は戦争で2度の破壊を受けて、現在の橋は1949年に修復されたもの。 なかなか力強く美しい橋で、ブダ側から渡ると正面に白いアール・ヌーボーの建物が見え、絵画のような風景になります。


橋の上からのドナウ川の眺め。



ブダ側の丘の上にある王宮から。ここも戦争によって破壊され、増改築を繰り返した後、現在のような姿になったのは1950年代のこととのこと。
4年前にはハンガリーの友達とここへ来て写真を撮ったのですが、ちょっとそれを思い出してきてみました。  上の白黒写真が4年前の同じ場所。


ドナウ川とくさり橋。 向こう側には国会議事堂。


王宮と続きの丘の上にある”漁夫の砦”。
ここからの景色もなかなか美しく、ちょっとモデル気分で写真を撮るにはぴったりです。


ハンガリー初代国王の”イシュトヴァーン一世”の像です。 
彼は聖人とされていて、彼の王冠は建国以来受け継がれています。 ハンガリーにいると、あらゆるところで彼の王冠がシンボルとして使われているのを目にします。




ブダペストのカフェと言えば”カフェ・ニューヨーク”が有名なようですが、新たに修復されてからのいいうわさを聞かないので、もっと別の雰囲気のいいカフェはないかと探していたら、こんなアール・ヌーボーなカフェがありました。 しかも通りに面したオペラ劇場の真横。 "callas bar&cafe"で、一見高そうな外観なのですが、食べ物も飲み物もちゃんとしていて結構安め。 午後に2度行ったけど、そんなに混雑はしていなかったし、スタッフも親切。 ハンガリーのレストランにありがちな横柄な態度は感じませんでした。 気持ちのいいカフェです。 オペラ劇場まで行く人がいたら、外観に恐れず是非立ち寄ってみてください。
http://www.callascafe.hu/index_eng.html


最近観光客が増えたせいか?所々にマーケットが出るようになっていて、さながらドイツのクリスマス・マーケットのよう。 ここ最近小雪の降る風の強い日が続いていたのですが、ついつい立ち寄ってしまいました。 すっぱいロール・キャベツにポテトにソーセージ、後はお決まりのグリュー・ヴァイン。 もちろん友達と分けて食べました。 あまりの寒さに、暖かい食べ物もすぐにさめてしまいましたが、それでもたまに屋外で食べるのも楽しいです。
ホテルに帰るとハンガリーの友達のお母さんが来ていて、普通にハグをしたらキスを受けてハッとして、最近は普通のハグしかしないのでそれに慣れていたら、ここでの両頬にキスをする習慣をすっかり忘れていました・・・。 お母さん、片側だけになってしまってごめんなさい。^^

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