Wednesday, January 30, 2008

going to suomi by viking line








1ヶ月以上を過ごしたスウェーデンを後に、一路クルーズでフィンランドはヘルシンキへ!
LinkopingからStockholmまでバスで3時間ほど、しばらく町のカフェでお茶をした後大きなクルーズ船へ乗船。 4時45分出航で、あくる日の朝10時までかけてのバルト海横断の始まりです。 この船旅も今回で2度目、前回は"まだ"若かったので、夜中中寝ないでパーティーした覚えがあるけど、今回はごくのんびりと船旅を楽しみました。 船の中には免税店、バー、レストランやカフェ、ちょっとしたカジノまで付いていて、ステージでは踊りのエンターテイメントなんかもあったりします。 船内ではフィンランドのユーロもスウェーデンのクローネも使えるのですが、ATMは付いていないので、必要以上のお金を使わなくて済むのは助かります。 
ベッドにつくとゴトゴトと船の揺れるのも感じられますが、まぁ、寝てしまえば全然気にならなかったです。 9時にはスッキリと目覚めて、久し振りのフィンランドへ上陸!

ホテルへついた後は、記憶を頼りにメイン・ストリートへ出て、以前通っていた懐かしいカフェで、いつも飲んでいたボールに入ったカフェ・オレを注文。 実は4ユーロもしていたんだね・・・。 ユーロの値上がりした現在、これを注文するのは勇気が要りました。

ヘルシンキへ着いてまずやりたかったことは、陶器会社アラビアの工場へ行くこと。 ここには合併されたイッタラなどのファクトリー・ストアも併設されていて、市価の数割引で販売されてるとのこと。 今回は結構買い物をするつもりで行ったのですが・・・それがまぁ・・・そんなに安くなく、町でやってるセールや、他のアウトレットのほうが種類も多いし価格も安いし、結局何も買わないで帰ってきてしまいました。 ちょっと残念だったけど、まぁ、一度は工場に立ち寄ってみたかったし、往復の路面電車、支払方法が分からなくて無賃乗車したのでまぁいっか・・・。

町に戻って、最近日本でも有名になってきたMarimekko(マリメッコ)のお店へ。 日本のお店では、あの大胆な花柄の生活用品か、数種類の生地しか売っていないですが、ここには服のラインも揃っていて、インテリア用品、ベッド・カヴァーやそれとセットの食器類など、かなり種類も豊富で、生地に至っては各色ごとに数え切れないくらいのデザインがそろっています。  ここにいると"あぁ、家が欲しい"の一言しか出てこないのですが、頭の中に沢山の夢を描いて来ました。

夜は友達8人でフィンランドの郷土料理(ラップランド料理)を食べに行きました。 店内はトナカイの皮や角で出来たシャンデリア、熊の革や、様々な動物の剥製で飾られていて、雰囲気は満点! 今夜自分が食べたのは、日本では天然記念物の雷鳥(ライチョウ)と熊のミート・ボール。 世界中旅をしていると色々なものを食べるけど、多分雷鳥を食べるのはこの辺りだけではないでしょうか? さて、気になる味はというと、なんと雷鳥は赤身で、レバーのような感じ。臭みはなく、随分と美味しいので驚きました。普通のトリ肉のような淡白さはなく、しっかりとした味の肉です。 熊はというと、ちょっと味付けがしてあったのもあって、ビーフ・ジャーキーにちょっとレバーを混ぜたような味。基本的にはウシっぽいけど、後に残るほんのりとしたレバーのような苦味があって、付け合せのクランベリーと一緒に食べるとなかなか美味しかったです。 

1日目にしてヘルシンキを満喫しました。

4 comments:

Chiaki said...

トナカイの角のシャンデリアに、ライチョウやクマの肉!
異国情緒たっぷりですね。

ISAO said...

異国情緒というか、単にゲテモノ食い?! 今まで各地で色々なものを食べてきましたが、まぁ、何でも一生に一度。試してみなきゃ分かんない。

Chiaki said...

脊椎動物なら、いわゆる「ゲテモノ」でも美味しそうだと思います(実際に好きかどうかは食べてみないとわかりませんが)。
無脊椎動物でも甲殻類くらいならまだ美味しそうに見えますが、昆虫や環形動物は流石に食べ物に見えません(イナゴやハチノコくらいは食べますが)。

Hide_Ono said...

旅行記拝見しました。
船内には、船内特製のスタンプなど押してくれる
郵便取り扱い所などないのでしょうか?
乗船記念に絵はがきを投函したいです。