Monday, October 18, 2010

london


さて、ツアーも前半のハイライトの1つロンドンへやって来ました。
今回はここで一番大きなアリーナ”O2アリーナ”で2週間に渡って公演です。
もうロンドンにも何度となく訪れているので、いまさら観光と言ったこともないのですが、せっかくこうしてブログを書いているので、また再びいろいろな所へ足を運ぼうかと思っています。
と言うことで、まず最初に来るのはやはりバッキンガム宮殿でしょう。


そしてこのバッキンガム宮殿での一番の見どころは衛兵の交代ではないでしょうか。 今はオフシーズンなので2日に一回の交代。 朝の11時半からしばらくの間この衛兵の交代の式が行われるのですが、道は黒山の人だかり。 以前春にこれを見た時にはこんなに混雑していなかったはずなのになぁ・・・。


鼓笛隊に騎馬隊、てきぱき歩く姿は見ていても楽しいです。


これが宮殿の門。 豪華です。



行進は宮殿の中へ入り、そのまま交代の式が行われます。 (人だかりな為外からはあまり見えません。。。)

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やはりかっこいいですね。


そこからウエストミンスター寺院へ行くため緑豊かな、動物や鳥が沢山いるセント・ジェームス公園を抜けます。


この景色、17世紀の絵画ではありません。 



ここはイギリスの皇室には欠かせないイギリス国教会の1つ”ウエストミンスター寺院”。 戴冠式や歴代の王や女王が埋葬されています。 内部は写真撮影が禁止な為、詳細を紹介することが出来ませんが、1066年以降の英国国王の戴冠式はここで行われています
各国王のお墓も贅を尽くしてあって、お墓のデザインでも権力争いの形が現れています。 エリザベス女王1世のお墓の彼女の寝姿は、実際の彼女の顔に忠実に出来ているらしく、冷たい大理石の顔は時代を超えて生々しく冷たい艶をたたえています。
なお、エジンバラのブログで書いた戴冠式の椅子にはめ込まれるスクーンの石について書きましたが、ここにはその歴代の王が使用している戴冠式の椅子も展示してあります。 実際に現在も使用されている椅子なのですが、戴冠式に時にはこの石はスコットランドから貸し出され、再びこの椅子にはめ込まれるそうです。
しかしこの戴冠式の椅子、イギリスの歴史全てと権力を凝縮したすごい椅子ですよね。 そんな椅子が目の前で公開してあるなんて、さすが博物館、美術館文化の根づいたイギリスです。
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ロンドンの象徴と言えば、やはりこのテムズ川沿いに建つ議事堂の大きな時計台“ビッグ・ベン”ですね。 この塔の高さは96メートル、文字盤の直径は7メートルだそうです。 


ここはナショナル・ギャラリーのある広場、トラファルガー広場です。 この4頭いるライオン、三越の前にあるライオンのモデルらしいと聞いたのですが・・・。 


この高ーい柱の上に建っているのが英雄ネルソン提督。 1805年のトラガルファーの海戦の勝利を記念して1820年頃からこの広場が造られました。


ロンドンの新宿? 泣く子も黙るピカデリー・サーカスです。


夜はRoyal BalletをRoyalOperaHouseへ観に行って来ました。
演目は LaValse / InvitusInvitam / WinterDreams / Theme and Variations と3幕4つの小品です。 
このオペラハウス、今回初めて行ったのですが、劇場はメトロポリタンを見慣れたせいかそんなに大きくは思えず、そこまで高いチケットを買ったわけではなかったのですが十分舞台が近くで見られる席でした。 内部は半分が写真の通りかなりモダンなロビーエリアとなっていて、半分がクラシックな、しかも宮殿の様に豪勢な劇場となっています。
華やかなラヴェルのワルツから始まり、InvitusInvitamでは新しい感覚の舞台を見せてくれ、チャイコフスキーのWinterDreamsはロシアの物語をベースに演じられ、これもチャイコフスキーのTheme and Variationsは古典なクラシック・バレエで、一夜で色々なバレエを見ることが出来ました。
客層が老若男女、結構若い男の人達でも沢山見に来ていたのはちょっと驚きました。
素晴らしい劇場に息を飲む美しい舞台。 贅沢な時間です。


WinterDreamsのクリップ。 古い録画ですが、振付等は同じです。

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