bus trip to rissani

朝は８時半には朝食へ。毎日結構よく休んでいるので、朝もすんなり起床。　昨夜はずーっと雨だったらしく、朝も結構な冷え込み。　こんな乾燥地帯のようなところで、結構雨は降るんだね。　
朝食もモロッカンで、種類もいっぱいで、全部試しているだけでお腹いっぱい。　パンケーキにも色々種類があって、ちょっと驚いたのはスライスしたオレンジにシナモンがかかっていて、でも意外にいけました。

自分は古いものや手作りのものが大好きなのですが、ここの食卓に並ぶ食器類も全てＦｅｚで作られるフェス・ブルーで統一された手作りの食器。　プレートもカップも全て形はまばらで、細かく彩色されたデザインもやはり洗練はされてなくちょっといびつ。　泊まってる部屋でも、窓枠は歪んでいるし、まっすぐな直線ははなく、全てちょっと曲がっているし、博物館行きなくらい古いドアは触るのが怖いほど。　でも触った感触やその温かみは他にはなく、こういう温もりは全てが機械化、大量生産化された今の世の中からは消えつつあるなぁ・・・と、そういうものを使っているだけでもホォ～ッと落ち着いた気分になれます。　ま、確かに、今は手作りのものほど値の張るものはないし、今これを書いている部屋に敷いてある絨毯だけでも、この国だからこうやって踏んで歩けるけど、これをよその国へ持って帰ったらタペストリーになってるよね・・・。　こういうのが贅沢だよなぁ。

ところで、ここモロッコに来て気がつくこと。　それは”野猫”がかなり多いこと。　鳩の数より猫の数のほうが多いのは確かで、どこに行っても猫だらけです。　どれもちょっと痩せ気味で人懐っこく、でもあんまり撫でてやろうなんて気は起こらないです・・・。
午後は友達の調子があまりよくなかったので、アパートでのんびり。　まぁ、郷に入っては郷に従え。　こののんびりスケジュールも我慢しないと。

夜バスに乗る前にインターネットカフェで自分のＰＣを繋げて、２日分のブログを仕上げて、９時にはＣＴＭバスでＦｅｚを出発。