Wednesday, May 7, 2008

fez

さて、ついに随分と楽しみにしていたモロッコ旅行の始まりです。
マドリッドの空港はかなり巨大で、ゲートに行くまでもかなり大変。 しかもイベリア航空はあまり親切でもなく、ギリギリまでゲートの案内はしないわ、直前にゲートの変更するわで、飛行機に乗るまではかなり不安で、結局30分遅れでの出発。 ちょっとうとうとしている間にカサブランカへ到着。 ここモロッコが通算40カ国目の訪問国、アフリカ大陸初上陸です!空港は360度地平線の見渡せる畑の真ん中で、これだけでもアフリカ大陸へ入ったことを実感。 出発が遅れたためにトランスファーの時間は10分だけ。 イミグレーションを通らなければいけなかったら絶対間に合わない時間になっていたものの、直接ゲートまで行けばよかったので、何とか迷うこともなくすんなりと次のフライトへは間に合いました。


想像していた通りFez行きの飛行機は小型のプロペラ機・・・。 耳栓で轟音をシャットダウンして1時間もしないうちに目的地Fezに到着。 ここも何もない大陸のど真ん中と言った感じ。 入国審査は時間はかかったものの簡単で、外に出ると心配していた荷物も届いていてホッと一安心。 ロビーすぐのところには今回全ての案内を引き受けてくれた友達のアミンが待っていてくれたので、そのままタクシーで彼の家族のアパートへ。タクシーは数十年前の旧型ベンツ。 街までの道のり、アフリカとアラブが混ざったような風景が広がっていて、異国情緒たっぷり。


新市街の普通の住宅地にアパートはあって、彼のお姉さんたちに挨拶。 みんな親切そうな人たちで、さっきアミンと会った時にここでは挨拶の時に両頬にキスをするとは全く知らなかったので、ちょっと戸惑ってしまったんだけど、今回はちゃんと迷わず出来ました。お昼時に着いたのでランチまで用意してくれて、申し訳ないとは思いつつ頂くことに。 自分は人の家に泊まるのは構わないんだけど、とっても気を使う人なので、こういうもてなしを受けるのはちょっと苦手・・・。 まだ着いたばかりで食事のルールも分からなかったので、とりあえずアミンに聞きつつ失礼のないようにきをつけつつ。ちゃんとモロッコ式に手で食べました。 こっちでは1つのお皿をみんなでシェアするらしく、独特のパンをちぎりつつ並べられたおかずをつまんで食べました。

3時頃から新市街の散策へ。 彼曰く5時を過ぎると町中に人が溢れると言うことだったのですが、確かに夕方近くにあると仕事終わりの人や家族連れが街の大通りに溢れ始めて夕涼み。 カフェもいっぱいになってみんなコーヒーを飲んでいました。 ここはイスラムの国なので、アルコールは飲んでもいいものの、見るところ、旅行者以外でアルコールを飲んでいる様子はなかったです。 しかもバー以外の屋外で飲んでいると捕まるそうです・・・。 こういう時自分がアルコールなしでも生きていける人間であることが有難いです。夜中近くまで街中歩き続けて足がヘトヘト・・・。 長い一日終了です。


これは旧市街へ入る手前にある王宮です。

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