Monday, September 6, 2010

edinburgh


今日はこっちに来てから最初の休み。
電車で1時間ほどで行ける世界遺産の街エディンバラへ行って来ました。

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エディンバラへ来るのはこれで3度目ですが、駅を出ると数多くの石造りの豪華な建築物の重圧感に驚きます。
何と言っても一番目立つのは丘の上に立つエディンバラ城。 そことエリザベス女王の避暑地ホリールード宮殿を結ぶロイヤル・マイルと呼ばれる道。 中世の息づかいをそのままに感じる街です。



ここがホリールード宮殿。 いまだに女王陛下初め公の行事に使われている宮殿ですが、女王不在の時には一般に公開されています。


ここは15世紀からスコットランド国王夫妻の住居として使われていて、現在はエリザベス女王の夏の滞在地となっています。 とにかく多くの歴史上の出来事が起こっていて、全てを書くことは出来ないので、詳細はウィキペディアへどうぞ。
そんなに派手な装飾等はないのですが、とても落ち着いた雰囲気の宮殿です。


宮殿の隣に立つのがこの僧院。 15世紀から戴冠式や結婚式がここで行われていたそうなのですが、17世紀末、名誉革命のさなか暴徒に荒らされ、今は完全な廃墟となっています。 
1829年7月30日、ここを訪れたメンデルスゾーンはスコットランド交響曲の16小節を思い浮かんで書き留めたという話です。




イギリスと言えばこの赤い電話ボックス。


もうバグパイプの音色も耳に馴染んで来ました。


ここば丘を上がりきった所にあるエディンバラ城。 岩山の上に立つ軍事要塞のようなこのお城です。


お城からは町の景色が一望できます。


奥に見える海が北海です。


この大砲は一見飾りのように見えますが、実は”モンス・メグ”と呼ばれる6トンもある15世紀末の大砲! 150キロもの砲丸が使われて、メアリー1世とフランソワ2世との結婚を祝って1558年に打ち上げられたそうです。


城の内部は至って簡素なのですが、中には戦争捕虜を入れておいた牢獄なども残っていて、1700年代の捕虜たちの落書きなどが沢山ドアに残っていたりします。 300年近く時を経ていても生々しいです。



城の近くのタータンを織っている所。 いろんな柄があるので、端切れくらい買って帰ろうかなぁ・・・。



まるで絵画の様なこの景色。 ため息が出ませんか?

下から眺めた城。 見ただけでこんな所に攻めていこうという気にはなりません・・・。

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