Friday, July 15, 2011

caminito

なかなか更新が遅くなってますが、先日は昔の港町だったラ・ボカへ行って来ました。 以前はここがアルゼンチン随一の港町で、ヨーロッパなどからの船もすべてここに停泊したそうです。
今はこの観光場所以外はあまり治安のいいところではないのですが、そんな港町にあった安酒場などでタンゴは生まれました。タンゴの曲にもなっているカミニート(Caminito)は原色で塗られた家が並んでいて、このアイディアはここボカ生まれの画家キンケラ・マルティンによるもので、今でも絵を売る(ほとんどは観光向けの安っぽい絵)屋台が並んでいます。
そんな中に今でも6年前にも1枚買った画家さんのスタンドがあって、嬉しくなって15分くらい悩んで2枚ほど今回も絵を買いました。この画家さん(今絵を表装に出しているので、名前は後日公表)は、このお土産用の絵が並ぶ中でも技術とセンスがとっても好きで、エッチングなどもなかなかいい味出てます。
サッカーファンで”ボカ”と聞くとボカ・ジュニア・スタジアムが浮かぶ人もいると思いますが、ここはマラドーナなども活躍した名門チームの本拠地。 なんと、この日もまたコパ・アメリカのアルゼンチン・チームを乗せた、警察に護衛をされたバスに遭遇。 1週間内にコルドバで選手と同じホテルに宿泊するし、ブエノスアイレスですれ違うし・・・縁があるのでしょう。 サッカーファンが聞いたら羨ましがるだろうね。
表装に出した絵が完成するのは1週間後! 日本ですると何万か掛るけど、こっちだと数千円! アルゼンチン最高!
あ、ちなみにマドンナの映画”エビータ”を見なおしたけど、ちょっとエビータを皮肉に扱い過ぎてる気がして、歌は大好きだけど、ストーリー展開は納得いかないね・・・。 しかもあの映画ハンガリーのブダペストで撮影してるんだけど、エビータとペロンが家に帰るシーン、あの建物温泉の入り口だし・・・。 せめてブエノスアイレスで撮影はしてもらいたかったね。。。

No comments: